IWGP戦で敗れた飯伏幸太
インターコンチネンタル戦で敗れたジェイホワイト
自分たちを倒した相手は華々しくメインイベントに立ち新日本プロレス初のIWGPとICの二冠王になるべく戦う日に敗者同士がシングルマッチで戦うという残酷なカードです。
この試合に勝ったところで即二冠挑戦とはならないでしょう。
要するに4人トーナメントの3位決定戦でしかない試合をボロボロの体と心で戦わないといけないのですから過酷極まりないです。
昨日の試合後、怒りのジェイは『相手を血祭りにあげる』と宣言しています。
ただ、そのジェイは先日のインタビューで飯伏幸太を絶賛しておりBULLET CLUBでサポートするからと誘いの手を伸ばしています。
この試合はその布石となったのか?
それとも敗者同士の悲しい戦いで終わったのか?
東京ドームで連敗となった飯伏幸太と新しいプランがあるジェイホワイト
二人の試合は飯伏幸太の強烈な攻撃に怯えるジェイの姿が印象に残りましたが、結果としてブレードランナーでジェイが勝利。
最後は足をふらつかせてブレードランナーの体勢が崩れる中で、苦笑いか照れ笑いかわかりませんが笑みを浮かべて体勢を立て直してのブレードランナーだったことから、ジェイが受けていたダメージが相当大きかったのだろうと思いました。
飯伏幸太からすればG1王者が東京ドームで2連敗ということでG1の価値にすら影響する連敗をしてしまったことになりますが、東京ドームのメインでできたことや2連戦で得たものもあるし、まだ先もあると強い眼差しでメディアに語っていました。
ただ「プロレスを広く伝える」ということではなく「自分のためにエゴイストになって天下を取る」という思いになった方が飯伏幸太は強くなるのでは・・・とも思いました。
今回は伝説を創れなかった飯伏ですが、次の伝説を作るためにまた動き出してほしいですね。
一方のジェイは『だが今、ここで横に座っている彼という素晴らしい頭脳が俺にはある。そして俺たちにはいつだって新しいプランがあるんだから、覚えておけよ』と次のプランを匂わせました。
外道を頼るコメントがきな臭いですが、飯伏の勧誘のような動きはドームでなかったですし・・・この次のプランが何なのか、気になるところですね。
KENTAがこの2試合後に行動を起こしたこととジェイの次のプランは関係しているのか?
その辺りも注目してイッテンロクを観戦したいと思います。
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