NEVER無差別級選手権試合
王者KENTAに挑戦するのはさんざんこき下ろされてきたゴトヒロ、いやヒロ後藤、じゃなくて後藤洋央紀。

LA修行を経てG1を逃し、それでもインターコンチネンタルに近づいて二冠争いに加わる発言をしたのに・・・唯一、二冠の争いから遠ざかり再度NEVERを手にするところから再出発したい後藤洋央紀。

一方のKENTAは後藤をコメントやTwitterでイジるという武器を得て急激に注目度も人気も上昇して絶好調で迎えたイッテンゴ。

「別にNEVERとかいらないし、知らないし」という態度にも怒り狂う後藤ではありますが秋からのこの二人のやり合いを見るとイニシアチブを握るのはKENTAだったと思います。

さて、KENTAにも後藤にも関わる存在が柴田勝頼です。
後藤と柴田の東京ドームでの激闘などもありましたので、この試合はそれと確実に比較されることになる立場にありました。

また、その柴田がなにかここでアクションを起こすのか?
そんな期待感もあって、これまでのNEVERとは少し違った特別な意味を持つNEVER戦になりましたね。

KENTA完全復調も後藤洋央紀の意地の前に敗れる

試合を見た感想としてはG1のときと比べて遥かにKENTAの動きがキレていることは感じました。
どうしても昨年にKENTAの初見だった人はG1の動きのイメージから色眼鏡で見てしまうかもしれませんが、今回は後藤洋央紀という合う相手でもあったとはいえKENTAらしい動きを見せていたと思います。

一方の後藤洋央紀はG1から動きは良いままですし、多彩な技と強烈な打撃を武器にして魅力をたっぷり見せてくれる試合となりました。

柴田勝頼どうこうではなくNEVERの戦いとして素晴らしいものだったと思いますし、結果的にまた後藤洋央紀の元にNEVERが来ることになりましたが『俺とNEVERの縁だと思ってます。これは俺の信念ですね。もう一度、NEVERを蘇らせる。これが俺の使命になっちゃったな。愛着も出てくるし。』という言葉もあるように、内藤とインターコンチネンタルの関係のように後藤とNEVERも近くにいることが運命なのかもしれません。

IWGPは遥か遠くても、ここまで来たらNEVER絶対王者の後藤洋央紀を目指すのもいいのかも・・・

が、NEVERを失ったKENTAはこの数時間後にとんでもない行動を起こすのですが・・・


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