とてつもない激闘、歴史に残る名勝負となったオカダカズチカと飯伏幸太のIWGP戦。
覚醒した飯伏幸太とその覚醒を取り込んで更に上の飯伏幸太となっても崩せなかったオカダカズチカの牙城。
ここへ来て「超人オカダカズチカ」という言葉が完成したように思います。

ただ、恐らく僅差だったこの戦い。
いや、もしかすると飯伏幸太の方がトータルでは上回っていたのかもしれません。

それでもオカダが勝利したのはIWGPへの思いの強さだったのではないかと思います。

試合後、超満員を実現できずに涙したオカダ。
それでも観衆は40008人を記録しており、東京ドームが2DAYSではなく通常通りの単日開催なら超満員になっていただろうと考えればこの動員数はとてつもないことであると思います。

今日は内藤哲也との二冠戦が待っています。

恐らくハッピーエンドは内藤哲也の2年越しのメインでの勝利とデハポンの大合唱であると思いますが、オカダは『2年間に言ったこと、史上初の偉業、大合唱!? そんなことはどうでもいいんだよ、この野郎!!』と叫びました。

これは内藤哲也が20代でのIWGP到達への夢を語った時と同じような構図です。

雨がカリスマの夢を飲み込むのか、それとも運命の傘は雨を全て受け止めて晴れを待つのか。


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