新日本プロレスの公式予想投票に衝撃が走りました。
オカダカズチカと飯伏幸太のIWGP戦はオカダカズチカの勝利が72%というかなり高い支持率でしたが、ここまでの差を予想することはできませんでした。


オカダカズチカの言うIWGPへの思いの強さに感動したファンが多いという可能性は高いでしょう。

一方で飯伏幸太は今年の前半で二冠を口にする内藤哲也に対して『インターコンチネンタルだけが欲しいのでなければ挑戦させない!』というインターコンチネンタルへの強い思いをアピールしていただけに、ここへ来ての二冠への思いがファンに理解されていないという可能性も高いのではないかと思います。

特に内藤哲也のファンからすると「あれだけIWGPじゃなくてインターコンチネンタルだと言っていたのに、内藤哲也の後追いで二冠宣言するの?」という声が多くても不思議ではありませんからね・・・

正直に言えば私も今年の前半で飯伏幸太のインターコンチネンタルへの思いに感動していましたし、中邑真輔と棚橋弘至という二人の神への思いという流れを大切にしてほしかったという気持ちがあります。

何となくですがG1優勝というところで言えば飯伏幸太が勝利した瞬間に「新しい時代が来るぞ!!」と誰しもが感動したと思うのですが、翌日になると「飯伏幸太がIWGPか...」と振り返ればすぐそこにまだある内藤哲也とのインターコンチネンタルを巡る戦いを思い出した人が多いと思うのです。

恐らくファンが見たかったのは東京ドームでIWGPを手にした飯伏幸太が、インターコンチネンタル王者に統一戦を持ちかける流れだったのではないかと。

IWGPを手にしたけどやはり最高のインターコンチネンタルが欲しい!ということだったのではないかと。
結果は同じでも事前にチャレンジャーが「2日間で両方ほしい」というところに対しては、やはり今のプロレスファンは一語一句コメントを読むぐらい熱心な人が多いですから『それは違うんじゃないのか』と思ってしまったのかもしれません。

何にしても圧倒的な支持を得たオカダカズチカは負けられない試合となりますし、飯伏幸太からすれば『G1の時の僕への支持はどこへ?』と混乱するかもしれませんね。


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