東京ドームで組まれているIWGPタッグ選手権試合。
王者タマトンガ・タンガロア組は現在7回の防衛を重ねているタッグの絶対王者になっていますが、今回が長いだけでそれ以前は短命王者だった印象が強いです。

それがこの5回目の戴冠から防衛数を伸ばして7回までたどり着いたということはタッグチームとしての大幅な進化だと言えるわけですが、現時点での最多防衛数はカール・アンダーソンとジャイアント・バーナードの10回となっています。
当然この記録を超えることを目標としているでしょうし、これを越えれば蝶野・天山の通算防衛記録も超えていけることになりますので、何とか後4回の防衛はしたいでしょうね。

最多戴冠回数はテンコジの6回ですので、これを抜こうと思うなら最多防衛を塗り替えたぐらいに一度負ける方が近道となりますね・・・もちろん負けたくは無いでしょうけれど。

挑戦者チームはWORLD TAG LEAGUE2019優勝チームであるジュース・ロビンソン・デビッド・フィンレーとなりますが、このチームもとても魅力的で新日本プロレスのタッグ路線を面白くしてくれそうなチームですから、挑戦者チームへの応援が多いかもしれません。

特に最近新日本プロレスに戻ってきた古いファンが「デビッド・フィンレーってデイブ・フィンレーの息子なの!?」と感動したりすることもあるようですし、彼の持つ歴史というのは古いファンにも届く可能性がありますからね。

また、この4人はタッグ路線を盛り上げつつ当然NJCやG1でシングルプレイヤーとしての活躍もしたいと思っているはずです。

タマ・トンガの実力は昔からファンが認める素晴らしいものがありますし、タンガ・ロアもワールドタッグリーグで急成長してファンの支持を集めています。

ジュース・ロビンソンはシングルプレイヤーとしても実績がありますし、デビッド・フィンレーも復帰後に化けた感がありますからシングルプレイヤーとしての飛躍を願うファンも多いでしょうね。

フィンレーは昨年のNJCに負傷で出れなかっただけに、今年は大爆発するかも・・・という声もあります。

ただ、何にしてもここでIWGPタッグを巻けるかどうかで1月6日以降のタッグ路線の主役になるわけですから、このタイトルマッチは2020年の新日本プロレスタッグが盛り上がるかどうかの重要なカードになりそうですね。


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