本日の後楽園ホール大会で2019年の新日本プロレスの激闘は終わり1月4日を待つこととなります。
とは言え新日本プロレスの場合は1月4日(来年は5日)が年度の締めくくりで翌5日(来年は6日)が年度のスタートという感じではありますが、数字の上では本日が2019年、そして2010年代の最後の戦いとなります。

この2010年代は新日本プロレスが再浮上した10年でしたが、2020年代はWWEに肩を並べるような団体になっていくのでしょうか?

何にしても黄金期を迎えて締めくくることができることになった新日本プロレスですが、最終戦も見どころが多いです。

第1試合では今年一気に頭角を現した上村と辻が対角線上に立ち、昨日はライガーと最後の戦いをしたタイガーマスクと「ヒロムにジュニアは任せた」なんて言っている田口監督、そして真壁刀義と本間も対角線上に立つ6人タッグマッチ。

第2試合ではIWGPジュニアタッグの前哨戦、第3試合ではSANADAとザックの前哨戦、第4試合では後藤洋央紀とKENTA・ジュース&フィンレーとタマトンガ・タンガロアの前哨戦と東京ドームへの前哨戦が続きます。

第5試合目は石井・オスプレイとEVIL・高橋ヒロムが戦いますが、これもIWGPジュニアへの前哨戦となります。
特にこの試合はEVILと高橋ヒロムというヤングライオン時代から接戦の深い二人が揃うわけですが、高橋ヒロムが復帰してから初のEVILとの二人タッグというのは感慨深いものがありますね。

また新日本プロレスのトップに立つ寸前のところで東京ドームのダークマッチまで叩き落されたEVILが、また石井との激突で気合を入れ直すキッカケになるかもしれないことにも期待したいです。

第6試合は内藤哲也と鷹木信悟タッグを組みジェイ・チェーズオーエンズと戦います。
これはもう1月4日のインターコンチネンタルの直接的な前哨戦となるわけですが、どちらが良い流れを作って東京ドームに迎えるのかという重要な試合となります。

まさにRoad to TOKYO DOMEという言葉通りのカードですね。

飯伏幸太とオカダカズチカの前哨戦・獣神サンダーライガー最後の後楽園ホール

メインイベントは獣神サンダー・ライガー ファイナル後楽園ホールⅢ
オカダカズチカ・YOSHI-HASHI・ロッキーロメロVS飯伏幸太・棚橋弘至・獣神サンダーライガーの6人タッグマッチが2019年最後の最後の試合となります。

まずは1月4日にIWGPを争うオカダカズチカと飯伏幸太の直接的な前哨戦。
IWGP王者としてのプライドを見せつけるために負けることができないオカダカズチカ。
対する飯伏幸太は昨日「BULLET CLUBの匂いがする?BULLET CLUBってそんなに悪いですか?僕はもっと悪いですよ」とリミッター解除宣言にも取れるコメントを出していました。

獣神サンダーライガーの最後の後楽園ホールになるとは言えそんなことは関係なく戦うであろう二人の激突に注目が集まりますね。

さて、その獣神サンダーライガーですが後楽園ホールでの最後の試合で現在の新日本プロレスのトップであるオカダカズチカと戦うというのは楽しみにしているのではないでしょうか。

獣神サンダーライガーと言えばジュニア王者としてヘビー級王者の橋本真也との激闘がありましたが、オカダカズチカはライガーが安心して引退できるぐらいに圧倒的な差を見せることが恩返しになるのではないでしょうか。

個人的にはレインメーカーを全力でライガーに叩き込むシーンが見たいですね・・・

そういえばオカダカズチカは聖火ランナーとして4月7日に走ることが決まっていますが、恐らくこの直前ぐらいにNJCからの流れのビッグマッチがあるはずですが・・・IWGP王者・IC王者のオカダカズチカとして聖火ランナーをしているのでしょうか?
それともベルトを失いどん底に落ちているオカダカズチカとなっているのでしょうか?

クリス・ジェリコは棚橋弘至を襲撃するために後楽園に登場するのか?

東京ドームの注目カード棚橋弘至VSクリスジェリコですが、今のところジェリコは映像だけで棚橋弘至を挑発しています。
しかしジェリコと言えば内藤哲也を襲撃し、EVILを襲撃し、ケニーオメガを襲撃しと試合前の大会でどこからともなく登場してアピールをしてきました。

それをまだかまだかと待っていましたが、気がつけば本日が最終戦となってしまいましたね。

ライガーの後楽園ホール最後の試合+オカダカズチカと飯伏幸太の前哨戦という構図の試合ですから試合後も色々とあるでしょうから・・・ここでジェリコが出てくることは考えにくいかもしれません。

ただ、位置付けとしては棚橋とジェリコの試合は二冠戦の1つ前となる1月5日のセミファイナルとなりますから、このタイミングでジェリコが出てくるなら「俺も二冠を意識しているぞ」というアピールにもなりますし、ジェリコは過去のインタビューでライガーへのリスペクトも口にしていますし接点もあるので、見方を変えれば登場するには最適のタイミングとも言えます。

この6人タッグにおいては完全に脇役となるエース棚橋弘至というのも気になりますし、何も盛り上げずに東京ドームでただ戦うだけというような二人ではないと思いますが・・・どうなることでしょうね。


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