IWGPとして戦うオカダカズチカとIWGPを道具として考える他の選手の違い

オカダカズチカと飯伏幸太の公開調印式ですが、これが終わった時点で飯伏幸太・内藤哲也・ジェイホワイトと比べてやはりオカダカズチカが新日本プロレスのトップを背負ってきた分だけ言葉の重みがあるなぁと個人的には感じました。

そもそもからして私は『オカダカズチカのIWGPへの思い>他の選手の二冠主張』という印象なのですが、今回の公開調印式でも更にその気持ちが強くなりました。

『最強で最高のオカダカズチカを1.4で倒して、1.5で伝説を創りたいと思います。』

本当に素直に真っ直ぐに飯伏幸太の言葉としてこれも伝わりました。

ただ、これに対してのオカダカズチカのこの言葉の重さが違いすぎました。

『本当に一つ心残りなことがあって。やっぱり先ほども1月5日で伝説を創りますという。このIWGPヘビーがその伝説を創るためだけに必要なものに思われてしまうというか。本当にこのIWGPのベルトへの思いを聞くことができなかったのでそれはすごい心残りです。』

これって他の選手にも言えることですもんね。
歴史に残るからとか誰もやっていないからとか、伝説になりたいからとか・・・IWGPを道具として見ている他の選手たちに対してオカダカズチカはIWGPというベルトへの敬意があるんですよね。

IWGPの価値を落とさない、高めていくためにIWGPの戦いをしてきたオカダカズチカ。
それに対してIWGPがあればこうなる、IWGPがあればこれができると考えている二冠を目指す3人。

この思いの差が試合にもファンの声にも影響を及ぼすかもしれませんね。


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