タッグマッチという形でしたが、獣神サンダーライガーと対角線上に立つことができたタイガーマスク。
新日本プロレスに誘ったのはライガーですし、新日本プロレスでライバルとして&仲間として新日本プロレスジュニアを盛り上げた二人の偉大なるマスクマンの最後の戦いは見ていてウルウルしてしまいました。
試合後には涙を抑えることができないタイガーマスクと「な~に泣いてるんだよコラ」という感じのライガーの姿で涙腺崩壊しましたけどね・・・
試合後のタイガーマスクは長いコメントを出していますが、その中で印象的だったのはこの部分でした。
【一番何が痛かったって、僕はストンピングが効きました。しばらく息ができなかったし、それがプロレスだと思うんですよね。技とかじゃない。一発一発の気迫だから。】
一昔前、舐めたストンピングをしているような選手は長州力選手に蹴り飛ばされていましたが、確かに新日本プロレスとはプロレスとはそういうものだと思います。
エンターテイメントとしてのプロレスの凄さもありますが、根本には戦いが無くてはそれはプロレスではありませんからね。
そしてそんな一発一発の気迫というのはタイガーマスクも体現していますし、これからライガーの引退後こそタイガーマスクが何を見せていくかが新日本プロレスジュニアにとって重要になると思うのです。
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そんな中、田口監督の試合後のコメントは中々のおふざけっぷりでした。
【ライガーさんが引退されて、新日本ジュニアは高橋ヒロム選手が引っ張っていきますんで。安心してメインを取っていただいて、私もゆくゆくは近いうちに引退することになると思いますんで、あと10年やれるような試合をしていきたいと思います。凄い試合は、ヒロム選手、がんばってください】
うーん・・・いや、本音ではないでしょう。
本音だったら悲しすぎます(笑)
まだまだ俺もという気持ちで戦ってほしいですし・・・
でもここで「高橋ヒロム」と名前を出した部分は本音でしょう。
やはり新日本プロレス生え抜きの高橋ヒロムにかける思いはあるでしょうし、オスプレイではなく高橋ヒロムの名前が出たことに田口の新日本プロレスを感じました。
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