オカダカズチカ・YOSHI-HASHIとジェイホワイト・チェーズオーエンズの試合は、これまた『振り返ってみたら前哨戦だった』となる可能性があるカード。
試合自体はYOSHI-HASHIが敗れましたが、あまり勝ち負けは関係ないのでしょう。
オカダカズチカからすれば『自分より下のインターコンチネンタル王者』に対して『IWGP王者』の貫禄を見せるだけですし、ジェイからすれば『IWGPを手にするための駆け引き』をするだけですからね。
さて、試合よりも気になったのが試合後のオカダカズチカのコメントです。
オカダ「ジェイ・ホワイト、かわいそうな男だね。このまま2冠なんてやらなければ、負けることなんてなかっただろうに。まぁ別に俺、あんなベルト、いらないけど。とりあえず1月4日、飯伏幸太戦。今日も明日も前哨戦は違うけど、残り1試合を楽しみに、ワクワクやっていきたいと思います。俺もお客さんも、ワクワクしたいでしょう。とりあえず、ジェイ、5日待ってるよ」
『まぁ別に俺、あんなベルト、いらないけど。』と言い放つあたりは、唯一「二冠ではなくIWGP、IWGPの戦いこそ至高である」というプライドを持ったままでいてくれて本当に嬉しい一言でしたが、気になったのはその部分ではありません。
『このまま2冠なんてやらなければ、負けることなんてなかっただろうに。』
この部分ですよね。
二冠をやらなかったとしても、ジェイは内藤哲也との戦いが待っているわけですから「負けることなんてなかった」なんてことはあり得ないです・・・
いや、オカダカズチカが『ジェイは内藤哲也には負けない、ジェイの方が明らかに上』だと考えているのであればこの言葉は間違いではありません。
『とりあえず、ジェイ、5日待ってるよ』
オカダカズチカの本音か、それとも変化球的な「内藤哲也への挑発」なのか?
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