形としてはザックとSANADAの前哨戦であり、組み合わせによってはタイチとEVILのNEVER無差別級6人の前哨戦であったカードですが、完全に2対2のタッグだったことで前哨戦というよりは「ワールドタッグリーグスペシャル延長戦」のような豪華なタッグマッチとして見ていました。
やはりタイチとザックのタッグチームは魅力的ですし、試合後にアピールしているようにワールドタッグリーグでは優勝チームのジュース・フィンレーを倒していますし、準優勝チームといえるこのEVIL・SANADAに勝利したのですからタッグ挑戦の権利を主張しても誰も文句はないでしょう。
1月4日に出場させろ、挑戦させろと主張していますが・・・流石にここがいきなり3WAYになることは考えにくいですが、勝者に挑戦するために1月6日に何かアクションを起こしてもおかしくないでしょうね。
さて、気になるのはEVILの言動です。
この試合はSANADAがザックに丸め込まれて3つ取られて負けてしまいましたが、試合後にカメラがタイチ・ザックばかり抜いていた中で合間合間にチラッと映るEVILがSANADAを睨んでいるように見えました。
そして試合後のコメントを新日本プロレス公式で確認すると「スリー入ったのかよ、この野郎……チッ!(舌打ち)」と「舌打ち」と書いてあります。
この舌打ちというのは日常生活でもそうですが、誰に対してやったのかが意外とわかりにくいです。
「3カウント取られたのかよ」に対しての残念だという舌打ちなのか、それとも「SANADA、3カウント取られやがって」の舌打ちなのかでかなり意味が違ってきます。
EVILの2019年はSANADAへのジェラシーが高まっている1年でもあるはずですし、何だかんだでSANADAはベストバウトを取り東京ドームでもシングル戦が組まれている中で自分は4日の2試合目でSANADAの前哨戦に付き合い、5日は第0試合という扱いになっているわけですから・・・今、ロスインゴで一番何か事件を起こしそうなのはEVILかもしれませんからね。
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