セミファイナルで石井・YOSHI-HASHIがGoDを撃破したことでメインがそのまま優勝決定戦となったワールドタッグリーグ最終日。
今年「個の力」をつけてきた上でタッグチームとしても2連覇しているEVIL・SANADAに対して、復帰して間もないフィンレーとジュースのチームではEVIL・SANADAの方が総合力で上回っているかと思いましたが・・・
終盤の瞬発力の差なのか、それとも怪我で遅れを取っているフィンレーの意地が爆発したのか最後はフィンレーがEVILをACID DROPで沈めて3カウント勝利。
ワールドタッグリーグを圧倒してきたEVIL組、そして今年シングル路線のトップを取りそこねてある意味では背水の陣で戦ったロスインゴの最強タッグチームから見事に勝利をしてみせました。
これにで東京ドームではタマトンガ・タンガロアのIWGPタッグ王者に挑戦することは確定。
明るく楽しく強いタッグ王者が誕生すれば新しい流れがついにタッグ戦線に生まれるかもしれません。
また、王座を奪取すればワールドタッグリーグの公式戦でジュース・フィンレーを倒したチームが出てくるかもしれませんし、逆にGoDが防衛すれば石井・YOSHI-HASHIが挑戦するというような可能性もあるのかもしれませんね。
試合後の記念撮影はBOSJっぽくしたかったのか?それとも何か意味があるのか?
さて、試合後には何だかBOSJで本隊選手が優勝したときのような珍しい光景がリング上にありました。
第3世代、真壁、本間、棚橋弘至、ヘナーレ、ジェフコブ、ニコルス、カバナ、それにワールドタッグリーグに参加していないタイガーマスクと上村と辻が優勝した二人を囲んでの乾杯と記念撮影。
みんな笑顔で僕も見ていてニヤニヤしていたのですが・・・徐々に違和感を感じてきたのです。
棚橋弘至に苦言を呈された第3世代の4人がニコニコしていていいのか?
真壁と本間は「全員ぶっ潰してやる」という意気込みだったはずですが、何でそんなに楽しそうなのか?
棚橋にしてもアレだけのことを言ったのに自分はジェリコとの戦いが決まっているからこの成績でもニコニコしているのか?
何にしてもこの場にいる選手(チーム)はジュースとフィンレーがIWGPタッグ王者になった時に挑戦表明することはないでしょうし、列の最後尾に自ら立ったと言っていいのではないでしょうか。
うーん・・・それにしても良い笑顔過ぎるので、本当にこのワールドタッグリーグという長丁場を乗り越えた友情などが爆発しているだけなのかもしれませんが、何だか違和感を感じてしまいます。
本当にこの場にいる人間は来年も新日本プロレスで戦っているのでしょうか?
本当の「記念」撮影になっているのではないかと心配になってしまいます。
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