石川・小松市末広体育館はテンコジVS矢野・カバナからスタート。
4勝4敗勝ち点8のイーブンに戻してまだまだ優勝を狙う!!

という話よりも気になるのが第1試合前のこと。

開会セレモニーに棚橋弘至と馳浩さんが登場したというのを見て新日本プロレスファンは「ドキッ」としますよね。

この二人と言えばね・・・思い出しますよね、あの因縁を。

新日本&全日本40周年合同興行にて、メインの太陽ケア・秋山の三冠戦を大絶賛した馳浩さんが棚橋弘至と真壁刀義のIWGP戦をボロクソに言った事件です。

三冠戦については「技が重く試合もスリリング、説得力のある技の応酬」と評価しましたが、IWGP戦については凄まじい酷評でした。

ストンピングが軽いし無理やり作る表情は痛々しい。試合こそまぁまぁ成立しているけれど。ストーリー性がない。
対戦する二人が背負っている人生の怒りも、悲しみも、苦しみも、喜びの爆発も、無い
確かにワーワーキャーキャーしているけれど、この試合を音声なしで見たら、どうなることやら。
誰だ、この棚橋と真壁にプロレス教えたのは?と、そう思う。
もうちょっと、プロレスの深みにどっぷりと嵌ってほしい。
もうちょっと、基本技を習得してほしい。
そして、プロレスのタクティクスやアングルやサイコロジーを理解してほしい。
「技を出しゃあ、いい」ってもんじゃないのに。』

僕はそうは思わなかったので、このコメントを見て泣きそうになりましたよ。

棚橋弘至のリアクションはどうだったか?

真壁刀義のリアクションは記憶にないのですが、まず永田選手は『馳先生の言うことはある意味的を得ているゼァ。こんなことは我々の頃は当たり前だった。それに対して私に意見を求めてくる世の中が甘いゼァ。』と書いてやや炎上(笑)

当事者の棚橋弘至は新日本プロレス公式日記にて『俺のイライラを聞いてくれ』と書き出し『三冠戦は手放しで褒めながらIWGP戦を技を出しすぎなどボロクソ批判された人がいるとのこと。マジで的外れもいいところだ』と激怒しました。

この日記のタイトルが「馳せる日々」というところに棚橋弘至のセンスが出ていました(笑)

もちろん確かに今振り返って三冠戦とIWGP戦を比較すればね、三冠戦の方が面白いですよ。
IWGP戦は特に真壁刀義のコンディションが悪すぎたというのもありますが、多分・・・今、同じような興行をして全日本プロレスと新日本プロレスがタイトルマッチをそれぞれ行うのであれば、こうはならないでしょう。

なにかのきっかけで合同興行をまたやってもらって、馳先生にも見に来てほしいなと今でも思います。


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