ワールドタッグリーグ3連覇を目指すEVILとSANADA。
そして現在のIWGPタッグ王者タマトンガ・タンガロア。
事実上の決勝戦のようなカードとなった愛知県体育館のメインでしたが、13分で決着がつくという意外に速い展開でEVIL組が勝利。
試合は開始からEVILのローンバトルが5分ほど続き、そこからSANADAが長く戦い、最後はスコーピオンデスロックとスカルエンドの共演でのギブアップ勝利となりましたので『タッグチームとして勝利した』というより『個々のレベルアップを見せた』という印象が強く残りました。
またタマトンガの動きの素晴らしさと、それにこれまでは隠れていたタンガロアが急成長していることも印象的でした。
さて、こうなってくるとここからSANADA・EVILが急ブレーキをかけないと混戦になりません。
勝ち点4のチームからすれば半分負けてもらわないといけないですし、勝ち点6のチームからしても残りを4敗ぐらいはしてもらわないと・・・という状況。
ただ王者組には勝利したのでタイトル挑戦はどういう形であれできるでしょう。
しかし、そう考えるとSANADA・EVILが優勝する必要性とタマ・ロアが優勝する必要性があまりないというか、他のチームが優勝して3WAYになる可能性が高くなりそうな気がしますね(笑)
また、気になるのはディフェンディングチャンピオンがIWGPタッグ王者と戦う大一番なのに新日本プロレスワールドの放送がなかったということです。
単純にこれは重要な試合ではないからという可能性もありますし、もう1回あるから(得点が並んでの優勝決定戦など)という邪推をしてしまいますね。
毎年ワールドタッグリーグの鍵となるカード、現王者と2連覇中のディフェンディングチャンピオンの試合を放送しないって根本的におかしな話ですからね・・・
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