アメリカ大会初日のメインイベントはオカダ・オスプレイVS飯伏・アメージングレッド。
試合開始からかなり長い間オスプレイとアメージングレッドの世界が続いていましたね。
スピード・テクニック・ハードヒットと相性が良い二人の攻防は凄まじく、特にアメージングレッドがオスプレイの周りを「重力無視」で何度も回転してからのDDTは初めてプロレスを見る人はCGだと思ってしまうのではないでしょうか?(笑)
さて問題はオカダカズチカと飯伏幸太。
問題なんて書くと批判に見えてしまいそうですが、違うのです。
これは毎年のことなのですが、やっぱり10月に東京ドームのメインとなるIWGP戦が決定してしまうと・・・前哨戦が多すぎるんですよ。
オカダカズチカと飯伏幸太ですよ?
プロレス界のトップオブトップであり、超スター選手の二人の前哨戦なんてとても豪華なことなのに、やっぱり多すぎると新鮮さが無くなっていくんですよね。
タイトルマッチまで短い期間で前哨戦が組まれたりすると髪をつかみ合ったり怒鳴り上げ合ったりと闘志剥き出しでの戦いになることがタイトル戦より前の試合での醍醐味じゃないですか。
でも、オカダカズチカと飯伏幸太からそれが無くなってきているというかそもそもこの二人の本当の前哨戦は年末の後楽園ホール大会でしょうから、それまでは前哨戦なんて気持ちではないのかもしれません。
だって、まだ2ヶ月ありますからね(笑)
ジュニアタッグのシリーズでも連日顔を合わせている二人ですし、もしかすると前哨戦が少ない方が東京ドームで盛り上がるかもしれません。
飯伏幸太が型にはまってしまうと魅力が損なわれる。多すぎる前哨戦が飯伏を弱くする可能性も?
さて、飯伏幸太の魅力と言えば何をしでかすかわからないところです。
狂気を身に帯びているからこそ飯伏幸太であると思うファンは多いでしょうし、昔からのファンほどそう思うのではないでしょうか。
ただ、その飯伏幸太が前哨戦を繰り返していくにあたってやはり同じ動きのルーティンをファンに何度も見せてしまうことになっているわけで、これがこの先の東京ドームまで続いていくとなると・・・型にはまってしまうと思います。
型にはまらない今の飯伏幸太はオカダカズチカを倒せると思いますが、型にはまった飯伏幸太が倒せるほどIWGP戦のオカダカズチカは甘くありません。
最後の最後、オカダカズチカが飯伏幸太の権利書を蹴り飛ばしました。
その瞬間、トップロープに飛び乗りミサイルキックをしようとしてやめた飯伏幸太。
あの何をするかわからない飯伏幸太はオカダカズチカを倒すための大きな武器ですよね。
実況のミラノさん他、みなさんが言っているように飯伏幸太の魅力はそこですから。
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