海の向こうでもオカダカズチカは「IWGPの誇り」を叫んだ

カリフォルニア州・サンノゼ大会のメインを締めたオカダカズチカ。

この男が海の向こうで口にした言葉も『IWGPへのプライドとこだわり』でした。

『俺はこのベルトに誇りを持って戦っているんだ、他のベルトなんて知ったこっちゃないんだコノヤロー!!次に戻るときもIWGP王者として戻ってきます!!』

大阪で語ったこと、ファンが呼応したこと。
アメリカで語ったこと、ファンが呼応したこと。

これ、めっちゃ重要じゃないですか?

この口ぶりだと、仮に1月4日・5日とオカダカズチカが連勝したとしてもインターコンチネンタルのベルトは返上しますよ。
その時点でインターコンチネンタルの権威は消滅してしまいますよ。

試合後には『誰だよ投票とか言い出したやつは・・・俺か、決まったことは仕方ない』『お客さんが見たいカードが一番かなと思います』と理解を示しましたが、今回のファン投票は意味を理解しないで投票して後悔しているファンの人も物凄く多いです。

SNSなどを見ると「質問の仕方が悪い」「オカダの気持ちを聞いてからなら違う回答だった」「オスプレイとヒロムの1月5日のメインの可能性を奪ってしまったことで辛い」などなど色々と波紋がまだ広がっているんですよね。

オカダが納得しているので言いたくないですが『もう1回、ちゃんとファンが理解した形でIWGPとインターコンチの投票しません?』とは声を大にして言いたいですね。

これは二冠が見たくないということではなく、二冠が誕生した時に皆が感動してほしいというかケチがついてほしくないから思うことです。

そしてIWGPもインターコンチネンタルも傷つくことなく、新日本プロレスの歴史上でも最大に重要な日を大切にしてほしいという気持ちなのです。

新日本プロレスは「オカダ・棚橋」という奥手のような究極のタッグを・・・全く大切にしてくれませんでした。
今思っても「あれは何だったんだ」「幻覚か」と思うことがあるぐらい、まさかのジェイを引き立てるためだけに新日本プロレスで最も華があり、そこに至るまでの歴史のあるタッグを雑に扱ってしまいました。

あの時の嫌な記憶と空気がこの二冠戦とオーバーラップしてしまうのです。

新日本プロレスのファンなら誰のファンでもIWGPは最も大切な宝でしょう。
インターコンチネンタルだってそれに並ぶほどの重要な宝です。

ただの飾りや腹巻きではないのですから、本当に大切にしてほしいのです。


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