内藤哲也・鷹木信悟VSジェイ・チェーズ。
東京ドームでのインターコンチネンタル戦を戦う王者ジェイと挑戦者内藤の前哨戦の1つとなる試合でしたが、贔屓目無しで言えばジェイのコンディションの良さが目立ちました。
ヘラヘラせずに無表情の内藤哲也も不思議なオーラがありますし怖さも感じるのですが・・・実況は絶賛していましたが映像で冷静に見れば内藤の動きが今年かなり落ちていることは熱心なファンなら自分の脳を辿れば感じることでしょう。
ロープワーク1つでもガクッと力が抜けることがありますし、以前飯伏幸太が「最近の内藤さんは急に力が抜けてしまうことがある」とコンディションの悪さを春に指摘した状態のまま現在に至っていると思います。
試合後半ではかなりバテてしまいジェイにエルボーを打とうとしたときも膝の力が抜けているような感じで相手の足にエルボーをしているような状態でしたし、デスティーノも回りきれず。
勝利したとは言っても内藤のコンディションの悪さがかなり印象に残りました。
なのでワールドタッグリーグにエントリーしなかったことは最も良い選択だったのではないかと思います。
内藤が自ら背負うあまりに過酷なハードスケジュールは必ずダメージを残していると思いますからね。
内藤の言う「休みたくない」「今の自分を見せることが重要」という言葉がありますが、これに対しては「アスリートならケアすることも重要です」というファンからの声が出るように(僕はこの意見に賛同します)このままのペースだと本当にボロボロになってしまいますからね。
膝に関してももう1回やってしまったら復帰は難しいと言われていますし、見る側からすれば万全の状態で最高の試合をした上で二冠を手にする内藤哲也が見たいですからね。
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