ジュニアタッグリーグを優勝したばかりのところで急遽舞い込んで来たシングル王座へのチャンス。
SHOがエルファンタズモの持つブリティッシュクルーザー王座へ挑戦。
今年のBOSJでシングルプレイヤーとしても頭角を現したSHOにとって、印象ではなく形ある結果を手に入れるチャンスとなったこの試合でしたが腰の痛々しいテーピングが目立つようにコンディションは万全ではなかったようです。
そんな状態で無理をしてのジャーマン連発など試合中にもダメージを蓄積させてしまう中で、ファンタズモのスタイルズクラッシュや
Vトリガーなどを食らい徐々に劣勢に。
そんな中、起死回生のスピアを放ったもののレフェリーに誤爆してしまうSHO。
その間に石森乱入からのYOHの救援など「タッグ」での戦いも見せつつの激闘が続きましたが、最後はなんと急所への正拳突きからのCR2でファンタズモが勝利。
これだけの名勝負の締めくくりを金的にすることができるエルファンタズモ・・・ある意味凄さですよね。
普通なら勿体ないと思うんですよ。ここで金的じゃなくて正々堂々と戦えばベストバウトとして語られるぐらいに素晴らしい試合をぶち壊せるということは『この程度の試合ならいつでもできるさ』という余裕があるからでしょう。
SHOの真っ直ぐな闘志も魅力的ですが、エルファンタズモのこの余裕というのもこれからドンドンBULLET CLUBにファンを引き込んでいくでしょうね・・・。
プロレスランキング