1月5日東京ドームでのIWGPとインターコンチネンタルのダブル選手権が決定。

LINEのファン投票ですが・・・
参考にするということだったので、いきなりの決定に驚きました。

賛成が15952票、反対が9055票

昨日「あの質問の形だと、オカダの発言を聞いてない人もいるので賛成が多くなるでしょう」とブログに書きましたが、圧倒的に賛成が多くなっていたようです。

そもそも「見たいか見たくないか」ではなく「IWGPの価値か二冠の意味か」を問わないといけなかったと思うのですが・・・

ただ、決まったら決まったで当然ワクワクしてしまいます(笑)
歴史上初のIWGP&ICのダブル保持者が誕生するわけですし、その後に再度分かれることがあるのか?今後新日本プロレスの頂点は二冠王なのか?ということまで含めて想像が広がりますもんね。

ということで、

1月4日にIWGP選手権試合としてオカダカズチカVS飯伏幸太、IWGPインターコンチネンタル選手権試合としてジェイホワイトVS内藤哲也が行われ、その勝者同士が1月5日の恐らくメインイベントで『IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル ダブル選手権試合』を行うことが確定となりました。

また、このタイトルマッチでの敗者同士がスペシャルシングルマッチとして1月5日に戦うことも決定。
ということはその勝者が次期挑戦者となる可能性が高いということになりそうです。

Contents

名勝負の再戦か、それともついに実力でオカダカズチカから内藤哲也が勝利し歴史に残る大合唱を見ることができるのか?

1月5日にダブル選手権として行われる可能性があるカードは

オカダカズチカVS内藤哲也
オカダカズチカVSジェイホワイト
飯伏幸太VS内藤哲也
飯伏幸太VSジェイホワイト

この4パターンとなります。

飯伏幸太とジェイホワイトならG1決勝戦の再戦。
飯伏幸太と内藤哲也なら2019年に何度も見せた死闘の更にその先。
オカダカズチカとジェイホワイトならMSGの再戦。

新日本プロレスが2019年に勝負してきた最高のカードとなります。

ただ、オカダカズチカと内藤哲也となるとより意味が深い印象です。

インタビューでは『強いていうならオカダとやりたい』と内藤は口にしましたが、そりゃそうだろうとファンも納得しますよね。

内藤哲也の20代でのIWGP戴冠という夢を打ち砕いたオカダカズチカ。
内藤哲也が最高潮の2018年東京ドームですら勝てなかったオカダカズチカ。

そして、2016年に両国国技館でオカダカズチカを倒してIWGPを手にした内藤哲也でしたが、ロスインゴの度重なる介入があっての戴冠だったことは今でも納得はしていないでしょう。

これまでの内藤哲也の歴史が全て伏線だったと言えるような結果を手にするためには、IWGP王者オカダカズチカを倒して宣言通りの二冠王となり、満員の東京ドームでデハポンの大合唱をするしかありません。

その瞬間に内藤哲也はロスインゴからもデスティーノからもトランキーロからも開放されて、内藤哲也が本当になりたかった内藤哲也になっていけるのではないでしょうか。

ただ、若きジェイの二冠にしても飯伏幸太が二冠を手にして見せる景色も当然面白そうですし、オカダカズチカが二冠になった場合にインターコンチネンタルをどうするのか?も気になって仕方ありません。

パラレルワールドがあって4つのパターン全てを見れるならぜひそうしたいですよね(笑)

スペシャルシングルマッチは絶望を共有できる者同士の戦い

敗者同士のスペシャルシングルマッチという一見すると酷ですが、次期挑戦者として名乗り出る権利が手に入るような感じにはなりますよね。
もちろん考えられるカードはダブル選手権と同じ組み合わせとなります。

オカダとジェイなら王座陥落したもの同士となりますし、内藤と飯伏なら挑戦失敗者同士になります。

何にしても1月4日に死力を尽くした戦いに敗れたもの同士の戦いになるわけですが、絶望の中での入場と絶望を共有できる者同士の戦いというのはとても興味がありますね。

昔G1であった3位決定戦であればテーマがありますが、そういうことではないシングルマッチとなるので凡戦になる可能性もあれば逆にメイン以上に爆発するような可能性も秘めている試合となるのではないでしょうか。

また、棚橋弘至とジェリコの勝者もアクションを起こすかもしれません。
そう考えるとこの日は2つのスペシャルシングルマッチ同士の戦いという構図になるのかもしれません。

さり気なくIWGPだけを見ている派に移動したジェイホワイト

インタビュー終盤でジェイの口から飛び出した『俺はIWGPだけを見てるから、オカダとイブシのどちらかっていうのは関係ない。』という言葉。

一瞬「お前、二冠二冠言ってたやん」と思いましたが、、、考えてみるとジェイは内藤と飯伏とは決定的に立場が違います。

無冠の内藤と飯伏が「二冠!」と言っていることに対しては、オカダを筆頭にSANADAやEVILの言う「IWGPが一番だから」という反論を浴びても仕方ないところがあります。

ただ、ジェイの場合はインターコンチネンタル王者として「IWGPがほしいから挑戦する」ということになるので、二冠を狙うというよりはIWGPを目指して手に入れた場合に自動的に二冠になるという立場なんですよね。

なので『俺はIWGPだけを見てるから』という発言をしつつ二冠を狙える唯一の選手がジェイということになります。

今日のインタビューを見ていても内藤は「待ってるだけじゃチャンスは訪れない。自分から掴みにいかなきゃ、絶対にチャンスなんか訪れない。」など発言していましたが、やはりどこかにタイチが作ったチャンスということがあるからなのか声にいつもより力がないように聞こえました。

表情も笑顔を封印して真顔というより・・・不貞腐れているような表情で、あまり元気があるようにも見えないのは心配です。

一方でジェイの言葉のセンスや一時期の内藤以上に相手の心にダメージを与える言葉が次から次に出てきて、それが1つも矛盾していないというのは恐怖すら感じます(笑)

まぁ、この二人の舌戦はこれから2ヶ月続くわけですから内藤が本調子になってきた時にどうなるかも楽しみですね。


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