今年のG1直前に怪物の更に上の怪物となった姿を見せたランスアーチャー。
肝心のG1では思うような結果が出ていなかったと思いますが、NJCでのオスプレイの試合といい「やっぱりランスは凄いよな」とファンが過去最大に言った年度だったのではないでしょうか。

結果的にモクスリーが返上することになったUS王座を手にするまでに至りましたし、遅咲きですが新日本プロレス最強外人として歴史に残るぐらいの活躍をこれから期待する声は大きいです。

そんなランスアーチャーですが明日の大阪大会では鈴木みのる・ザックセイバージュニアと組んでEVIL・SANADA・鷹木信悟との試合を行います。

さて・・・

こうなるとUS王座を狙うチャンスがロスインゴの3人に生まれるとも言えますが、実は3人ともそう簡単に挑戦できない状態なのではないでしょうか。

言葉の呪いが解けるにはまだ時間が必要なEVILとSANADA

EVILはつい最近まで権利書を狙う立場にいましたし「IWGP」への思いを語っていたわけですから、急にここでUSを狙うとなるとポリシーの強さが魅力の闇の王がブレることになってしまうんですよね。

SANADAもIWGPしか見てないというスタンスでしたし、新日本プロレスの希望とまで自身を呼ぶ男がUSを手にしたところであまり何も景色が変わらないです。

鷹木信悟に関しては予想外なほどにシングル路線での活躍がない(夏の時点ではNEVERかインターコンチネンタルに行くと思いましたが)中で鈴木みのるとの抗争の匂いがしてきているだけに急にランスアーチャーを狙うということもないでしょう。

一応の構図はSANADAとザック、EVILとランス、鷹木と鈴木みのるという感じの6人タッグマッチとなるかもしれませんが、この試合が東京ドームに繋がるとは思えないなぁというのが素直な感想です。

ワールドタッグリーグへのつながりはあるかもしれませんが・・・

ただ過去の言葉なんて無視しても実績が欲しいんだ!とプライドも何も捨ててシングル路線へEVILが行くのであれば応援したいとも思うんですよね。

ロスインゴファンの人達も「これでワールドタッグリーグか...また今年も同じなのね」と言う感じの声が多いだけに、何か一発ここで動いてほしい気持ちはあります。


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