タイチが「黒パンツ時代の顔」と言うように、ヘラヘラせずに厳しい表情と真顔になった内藤哲也。
試合後にもタイチの髪を掴んで睨みを効かせていましたが・・・今日もノーコメント。
タイチの要望を内藤が行ったかどうか、内藤哲也のうっすら見えてきたモノなど、このシリーズ中に見せてほしいテーマがあったのにそれをすっ飛ばして大阪でシングルマッチが決まってしまったことが内藤哲也を追い込んでいる(被害者)なのではないか?と連日心配していますので、そろそろ内藤哲也の声が取り繕うようなものでも聞きたいのですけどね・・・
そんな中で、今日の試合後のタイチのコメントは昨日同様で『タイチがこの物語を一人で支配して(責任を持って)動かしている』ように見えるものでした。
『会社に頭を下げてシングルを要望したんだろ?』
『アレ(二冠)を諦めてないんだろ?』
『後藤、俺のことを昨日言ったよな?じゃあ内藤と俺の試合は次期挑戦者決定戦だな』
両国国技館で折角面白くなったのに、それから24時間も経たずしてシングルが決まった内藤とタイチ。
その辺りの不透明でグダグダになった部分を強引に自分の責任のような立ち位置で仕切ってまとめたタイチ・・・
内藤の場合は会社や相手の矛盾を突いて追い込んでいくスタイルですが、今回のタイチは他の選手の矛盾などを自分が強引にまとめて背負っていくように見えて何だかカッコいいですね。
可能性として内藤に負けて内藤とジェイ・後藤となる方が高いのでしょうけれど、今年のタイチの名勝負の数々と今回の行動を見ると東京ドームでタイチと後藤・ジェイのタイトルマッチが見たくなりました。
G1前ぐらいからですがインタビューでの新日愛やプライドなどの高さも見せていますし、他の選手への思いも色々抱えているタイチですしファンの支持率もどんどん上がっているわけですから、追い風が必ずどこかで強烈に吹くと思うのですが・・・
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