東京ドーム2連戦は個々なのか分散なのか。

来年の新日本プロレスは1月4日に東京ドーム、1月5日も東京ドーム、1月6日に大田区総合体育館と過去最大規模の3日間を開催します。

通常はイッテンヨン東京ドームの翌日イッテンゴが「何かが起こる日」であり、東京ドームで完結した物語の次がスタートするという感じになっており、海外ドラマで言えばシーズン1が終わってシーズン2が始まるような流れが生まれる2日間です。

ただ、今回は東京ドームが2日間続くということで少々話が違ってきます。

何が違うかと言えば1月4日・5日で物語が完結するのか、1月4日と5日でそれぞれ別の路線の物語が完結するのか、はたまた1月4日で完結した物語が1月5日に動いて1月6日へ繋がっていくのか?という点です。

2019年1月4日の東京ドームで言えばオカダカズチカとジェイ・ホワイト以外は全てタイトルマッチとなっていましたが、2日間連続での同一タイトルのタイトルマッチを行うのは現実的ではありません。

・・・やはり分散するということになるのでしょうか?

初日に例によってダブルメインイベントとしてIWGPとICのタイトルマッチを行い、二冠を狙っている飯伏幸太がIWGPを手にした場合には翌日にインターコンチネンタル王者とダブルタイトルマッチが組まれるのかなとも思いました。

ただ、現時点でIWGPの近くにいるオカダカズチカ・飯伏幸太・SANADA・EVILとインターコンチネンタルの近くにいるジェイ・ホワイトと後藤洋央紀の内、二冠を口にしているのは飯伏幸太とジェイ・ホワイトと後藤洋央紀だけです。

オカダカズチカ・SANADA・EVILはIWGPこそ至高という考え方でしょうから、彼らがタイトルを保持している状態で1月5日を迎えた場合にはダブルタイトルマッチを行う理由があまりありません。

インターコンチネンタルにしても年内最後がジェイ・ホワイトと後藤洋央紀だとして、イッテンヨンで挑戦者を迎えるのであれば、その相手が二冠に興味がなければ飯伏幸太がIWGPを保持していても実現する必要性があまりないと言えます。

綺麗に開催するのであれば
1月4日 IWGP・NEVER・ジュニアヘビー・NEVER6人
1月5日 IC・US・ヘビータッグ・ジュニアタッグ
ここにライガー引退試合、川人や岡の凱旋帰国、ザックがいるならブリティッシュヘビー、バトルロイヤル、スペシャルシングルマッチが加わるという感じでしょうか?

棚橋弘至・内藤哲也だけじゃない、行き場の難しいトップ選手

現時点ではNEVER6人を本間・YOSHI-HASHIと狙うことになっている棚橋弘至。
しかし棚橋弘至が東京ドームでNEVER6人ガントレットマッチをしているというのも・・・あまり想像できません。

また、内藤哲也に関しても現時点でタイトル保持はしておらず、ターゲットもいないという状況。

インターコンチネンタルに関しては仮にジェイと後藤が組まれるとして、敗者は「じゃあ次は」と簡単に東京ドームで別タイトルは狙えないでしょう。

両国国技館で戦うオカダとSANADA、飯伏とEVILに関しても負けた方はかなり厳しい状況になってしまいます。

そしてシングルが見たいと思っている人が多い鷹木信悟や石井智宏がいますし、KENTAにしても急激に扱いが悪くなることもないでしょう。

それこそ鈴木みのるやタイチもいますから、超豪華なタッグマッチやスペシャルシングルマッチが無いことには東京ドーム2連戦を満員にしようかとしている中で選手を持て余すという采配ミスのような起こってしまいます。

そのような妄想をしているとどうしても「外敵と新日本プロレスの戦い」を想像してしまいますし、棚橋弘至VSクリスジェリコや内藤哲也VSモクスリーのようなことがあるのではないかと思ってしまいます。

が・・・

両国国技館ぐらいのカードでもそこまで動員数は変わらない気もするんですよね(笑)

東京ドーム、イッテンヨン(ゴ)そのものに価値がありますし、逆にどんな豪華なカードでも新日本プロレスとUWFの対抗戦のときぐらいの客入りというのはありえないと思いますからね。


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