新日本プロレス生え抜きのプライドとIWGPへの思いが強いEVIL

今年のG1の開幕記者会見のときにEVILが口にした「メイドインニュージャパン」という言葉が、飯伏幸太戦を前に再び降臨。

新日本プロレス生え抜きの選手より外から来た選手が上に行く構造になってきてしまった中、そしてファン側もあまり生え抜きだの外様だのを気にしなくなった時代ですが・・・やはり生え抜きの人間には生え抜きのプライドがあるのでしょう。

特にこの秋は野毛道場とLA道場の激しい戦いがヤングライオン杯の舞台で繰り広げられてきた中で、EVILの新日本プロレス魂に再び火がついたのかもしれませんね。

EVIL「権利証は過去、1度も動いたことないよな。見たいだろ、動くところを。俺は動かすぞ。誰よりも、IWGP(ヘビー級王座)を欲してるこの俺が、東京ドーム、そして新日本をダークネスに染め上げてやるからな。俺は動かすぞ、なぜなら俺は、メイド・イン・ニュージャパンだからだ。よく覚えとけ……」

今の状況で「メイドインニュージャパン」というワードは非常に強い力を持っていると思います。

IWGP王者であるオカダカズチカ、その挑戦者となるSANADA、そしてIWGP挑戦権利書を持っている飯伏幸太は3人ともメイドインニュージャパンではありません。

そしてメイドインニュージャパンの象徴である棚橋弘至もトップ戦線から後退し、内藤哲也もジェイホワイトに敗れて二冠からはほど遠い位置まで飛ばされていった中ですから、ある意味ではメイドインニュージャパンとしての現時点での代表はEVILとなるわけです。

誰もが「二冠」というワードを使うようになった中で、IWGPだけを見ていると発言しているEVIL。
そして二冠という言葉を使わずに絶対王者としてIWGPを身にまとっているオカダカズチカ。

IWGPへの思いが強いこの二人がイッテンヨンで戦うことが相応しい気がしてきました・・・


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