内藤哲也を上回るコメントで日々進化していくジェイホワイト

神戸決戦が近づいてきた内藤とジェイホワイトの戦いですが、前哨戦が飽きない理由は内藤とジェイホワイトのコメントが面白いからでしょう。
特にジェイホワイトに関しては翻訳する人のセンスも込みかもしれませんが、クリスジェリコのようなコメント力で連日のようにファンを楽しませてくれています。

外道は天才だ。彼には先の未来が見える。だが内藤、お前は自分の目の前で起こってることしか見えていない。
EVILはIWGPのベルトを狙ってるらしい。そして、内藤お前は2冠王を目指している。つまりお前たち2人が闘う日も近いだろう。
BULLET CLUBの連中と内輪でゴタゴタ揉めてたケニー・オメガの隙を突いて倒したのは、俺だ。
・去年の『G1』で髪を真っ赤に染め、風船を振り回しておかしくなってたオカダは俺に負けた。
・そして、東京ドームでファンの反応にばかり気を取られていたあいつをこの俺がまた倒した。
・棚橋…お前が俺に敗れ、“スイッチブレードショック”なんて呼ばれたが、サプライズでも何でもない。コンディションが悪化していくあいつをこの俺が倒し、IWGP王者になっただけだ。
・内藤、お前も『G1』で俺に対して無関心だった。お前の頭は飯伏と2冠王のことでいっぱいだった。そして俺に負けた。

ジェイホワイトはなぜ自分が凄いのか、どういうことをどういう目線を持ってやってきたのか?という説明が上手いです。
そして意外と相手を貶さず「なぜアイツは自分に負けたのか」という理由を口にしてくれますので、これを聞いてから当時の試合前後のコメントなどを見直すのも面白いです。

『俺はお前の”デスティーノ”だ』
『内藤、お前は運命と共に呼吸する』

この辺りのコメントも映画SAWのJIGSAWであるジョン・クレイマーのような深みがありますし、例えば「EVILとも戦うことになるだろう」というような小さな揺さぶりをかけることや、直接関係ない選手の名前を出して自分の世界に上手く巻き込んでいくスタイルも個人的にはとても魅力的なレスラーに見えます。

簡単なことか難しいことかわかりませんが、これらのコメントをジェイが日本語でできてしまえばすぐにケニーオメガを超える支持を受けることになると思うのですけどね・・・

さて、今のところ新日本プロレスワールドで放送がなさそうですが20日の京都大会のメインはロスインゴ5人とBULLET CLUBのイリミネーションマッチという面白そうなカードが組まれています。

鷹木は後藤、EVILは飯伏、SANADAはオカダとの前哨戦をしたいところでしょうけどこの日は内藤とジェイの前哨戦に協力するという形のユニット対決になるわけですね(笑)

ここまでの内藤とジェイの前哨戦は内藤の圧勝状態ですから、これはジェイホワイトが本番で勝利か?という声も増えてきていますが・・・実質的にこの京都大会での前哨戦イリミネーションマッチが実質的な直前の前哨戦となるのでしょう。

この試合で内藤とジェイホワイトのどちらが本番へ向けての勢いをつけるのか?

京都大会にいける人が羨ましいですね!


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