KENTAを退けて権利書の防衛をした飯伏幸太の前にEVILが登場

鹿児島大会のメインイベント、IWGP権利書防衛戦として飯伏幸太がKENTAを迎え撃ちました。
試合はこれまでのKENTAのイメージから「凡戦」と言う人もSNSなどを見る限り多いのですが・・・個人的には新日本プロレスに来てからのKENTAの試合の中では1番だったのではないかと思います。

強烈な蹴りからの寸止めに近い掟破りのカミゴエや、乱入してきたタマとタンガロアの初手から避ける飯伏というのは「え?!」と思いましたし「BULLET CLUB11人を倒す覚悟で」と飯伏が宣言していたのに結局そういうことにならないなど中途半端なところも目立ちましたが、感想として簡単にまとめると「面白かった」という感じでした。

助けに来たのが新日本プロレス本隊ではなく石井とYOSHI-HASHIだったのは、前日にIWGPタッグ戦でKENTAの介入で負けた悔しさからなのか?それともNEXTがあるからなのでしょうか?

ただ、この日はタッグマッチでYOHがタマから大金星を手にしているのです。
それならSHOとYOHがタマ・タンガロアと元IWGPジュニアタッグ王者VSIWGPタッグ王者というカードもあるかと思うのですが・・・

京都大会ではロスインゴとBULLET CLUBのイリミネーションマッチ、神戸大会では石井・YOSHI-HASHIを含むCHAOS5人とKENTA・GOD含むBULLET CLUBのタッグマッチもありますが、この秋の戦いは各ユニットの中でもバラバラに戦っているのでまとまりが悪い感じになっていますね(笑)

EVILは新日本プロレスのテンプレートをダークネスに染めてくれるのか

G1を優勝した飯伏幸太がリーグ戦で負けていたKENTAを倒し、もう1人リベンジしなくてはならないEVILが登場して挑戦表明をした。
このEVILを飯伏が撃破して堂々と権利書を手にしてイッテンヨンのメインイベントへ・・・

この流れが大多数のプロレスファンの予想でしょうし、僕もほぼそうなるものだと思っています。

ただ、新日本プロレスの秋冬=イッテンヨンまでの繋ぎ、というある種のテンプレートにも見える流れに関してはもうお腹いっぱいです。

そして何度も書きますが、これでSANADAとEVILが揃ってオカダと飯伏に負けてタッグ戦線に戻る流れも流石にクドい。
そもそも『ロスインゴは基本的に肝心な時に負ける』というジンクスも・・・そろそろダークネスに染めてなかったことにしてほしいです。

流石にドームのメインがSANADAとEVIL、勝利した方が翌日に内藤と戦うなんてロスインゴマニアの妄想のような厳しい未来までは望んではいませんが・・・このまま飯伏とオカダと内藤のドームに当たり前になっていくのは面白くない。

やはりこの秋はEVILとSANADAが頑張ってくれないと・・・。


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