KENTAに気を取られたYOSHI-HASHIがあっさりと敗北。YOSHI-HASHIの無冠人生は続く。

YOSHI-HASHIはいつまで無冠なのだろうか。

「頑張っている若手」というイメージのまま40代へ突入した井上亘選手でもジュニアの天下を取り、IWGPタッグも永田と手にした経験があるわけだが、要するに井上亘選手から実績を引いたのがYOSHI-HASHIのような状態が続いている。

シングルタイトルを取るチャンスもありました。
オカダカズチカとのタッグタイトルを狙うチャンスもありました。

というか、今の新日本プロレスって・・・ベルトが乱立しているわけですよ。
プロレス初心者の人に見せると「え?全員が何かしらのチャンピオンなの?」と思うぐらいですし、王者という価値を下げる代償としてタイトルマッチを多く組めるという価値を優先している状態なのです。

そんな中でNEVER6人タッグなどもある中で、YOSHI-HASHIほどの知名度と人気がある選手が未だに無冠。

えっと・・・37歳ですよ?

新日本プロレスはYOSHI-HASHIをどうしていきたいのでしょうか。
今回は石井選手とのCHAOS兄弟のような関係性と過去の戦いを背負ってついに!という状況でしたが、試合としては「タマトンガはシングルでもトップにいけるよね」という感想が芽生えたところで、エプロンサイドに出てきたKENTAに対して、完璧に腕までロックしてカルマの体勢に入ったYOSHI-HASHIがそれを解いてまで詰め寄っている間にスクールボーイで丸め込まれて簡単に3カウント負けという90年代プロレスのような結末。

試合後の石井が「くだらねぇ。相変わらずくだらねぇ。なぁ、YOSHI-HASHI」とコメントをしていますが、これはBULLET CLUBやKENTAに対してのコメントではないような気がしませんか?

新日本プロレスに参戦してから一番良かったKENTA

あくまでも個人的な感想ですが、この試合のKENTAが新日本プロレスに参戦してからの中で一番の好印象でした。

自分に気を取られたYOSHI-HASHIが3カウントを取られた瞬間に、これでもかというぐらいの意地の悪い笑顔をしていたのは「BULLET CLUBのKENTA」として、とても良い表情だったと思いました。


こういう部分が出てくると「ジェイホワイトの下で満足できるのか?」「いつかジェイホワイトと対立するのでは?」という妄想も膨らみますし、コンディションが良くなるまではこういう感じで上手く立ち回っていてほしいですね。

ところで、この流れだとNEVERは石井とリマッチなのでしょうか?
介入やらなんやらでリマッチ地獄になりそうな二人なのは気になりますよね(笑)


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