真壁刀義の応援を背に、後藤洋央紀は鷹木信悟にリベンジできるのか。

連日のダブル前哨戦となっているCHAOSとロスインゴの戦い。
オカダ・後藤・ロッキーとSANADA・鷹木・BUSHIが東金でも激突しましたが、ゲスト解説に入った真壁刀義が「後藤、負けんな!」と檄を飛ばしていたことが印象的でした。

本隊とCHAOSが半合併しているような状況だからということは関係なく、本音で応援していたことが伝わってきましたよね。

この日は「野毛とLA道場」というところで真壁に新日本プロレスナショナリズムのようなものが久々に燃え上っていたということもあるでしょうし、考えてみればこの6人タッグの中で「新日本プロレス生え抜きは後藤だけ」だったりしますからね(笑)

今の時代に生え抜きどうこうと考えるのは時代遅れかもしれませんし、2012年の時点ですら生え抜き発言をした内藤が叩かれるなどもありましたが・・・それでもやっぱり生え抜きというのは特別な感情が生まれて当然であるとも思います。

真壁と後藤にもドラマがありますし、この二人はそろそろタッグやユニットを結成しても面白いと思うんですけどね。

ところで、試合後の後藤は鷹木信悟の「後藤に勝利した後のビジョン」を口にしていることに対して不満を言葉にしています。

後藤「イスまで持ち出してくるあたり、勝ちへの執念は伝わったよ。ベルトに挑戦させろだって? リマッチはもう、決まってるんだぜ。お前だって納得した上じゃないのか? そういうことは(カードが)決まる前か、勝ってから言うのが和の精神ってモンじゃないのか? 俺もこのまま停滞してるつもりはないから、しっかりと勝って、次の展開をこの口で発言してみせますよ」

文字にするとなぜか「後藤がチャンピオン」のように見える言葉の繋ぎ方になっていますが・・・(笑)

それにしてもこの鷹木信悟と後藤洋央紀のシングルマッチはリスキーです。

鷹木が負ければ【ヘビー転向していきなり停滞】する空気が漂いますし【ベルト挑戦】は確実に遠のくことでしょう。
後藤は負ければ【鷹木に2連敗して鷹木をおいかけるキャラ】になるでしょうから、一年中相手が変わるだけで同じことをしているだけになってしまいます。
もちろん鷹木に2連敗した時点でシングルベルトへの道は遠のくでしょうし、下手すれば東京ドームでは第0試合担当です。

どちらにしても勝者にしか未来が待っていない戦いになりそうですね。


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