棚橋弘至がザックの技をラーニングしていくと藤波辰爾になる。

ファイナルファンタジーシリーズのファンにとってはお馴染みの「青魔道士」という言葉を使った棚橋弘至。
青魔道士というのは相手の技をラーニングすることで自らに取得できるもので、新日本プロレスで言うと「青」という色も含めて永田さんが青魔道士っぽいイメージなのですが、棚橋の「エースな青魔道士」というのも処女漫画のタイトルのようで妙に似合います。

どうでもいいですが、モルボルの『くさい息』をラーニングすることで世界観を台無しにしたこと、ファイナルファンタジーファンなら1度はありますよね。

さて、そんな棚橋弘至に対してザックは『ファイナルファンタジーでもしている感じでいるのかな? あくまでファンタジーであって、イチかバチかっていうのじゃない。まあ、せいぜいゲームでもしてればいい。レスリングはゲームとは違うんだぞ。ゲームじゃ痛みはないからな。』と発言しており、やはりファイナルファンタジーの知名度の高さを感じてしまうわけです。

ファイナルファンタジー的に考えるのであれば、ザック・セイバー・ジュニアというのはラスボスでもなければ中ボスでもなく【全クリ後に戦える特殊なボス】という感じがしますよね。

棚橋弘至はIWGPを巡るファイナルNJPWファンタジーを一度クリアしている存在ですが、そんな棚橋が全クリ後に出会った特殊なボスがザック・セイバー・ジュニアです。

レベルをどれだけ上げても、装備を固めても「攻撃ボタン連打」で倒せる相手ではない。
ある意味でしっかりとした攻略法を実行しないと勝てないタイプのボスがザックです。

棚橋弘至がザックからラーニングした何かでザックを攻略する必勝法になるのか?


ザックから卍固めやコブラツイストをラーニングするエースな青魔道士棚橋...って、それだと藤波辰爾に近づいていくだけのような気がしますが、棚橋弘至の完成形とは武藤敬司のような華と藤波辰爾のような戦いを融合させることだと思うんですよね。

この系譜の完成形を見せるのは棚橋でなくてはいけないですし、それが完成すれば50歳でIWGPを巻いているようなことも十分にあると思いませんか。


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