別府でのタイトルマッチを控えて今日も熱い前哨戦が行われました。
試合はタンガ・ロアが本間をエイプシットでKOしていますが、試合後にタンガ・ロアと石井がエプロンを挟んでの頭突き合戦をするなどタイトルマッチへ待ったなしというところです。
そんな石井が珍しく試合後に「試合のクオリティが低い」という表現で王者組を挑発、ではなく駄目出しをしています。
石井「タマロア、アイツら、次が6回目らしいな、防衛戦。5回も防衛してんのか。だけどよぉ、(※報道陣に)印象に残ってる試合あるか? ねぇだろ。『あの試合、すごかったな!』って試合あるか? ねぇだろ。『あの2人やっぱすごかったな』って思う試合あったか? ねぇよなぁ。何でかわかるか? 試合のクォリティが低いんだよ。でも結果は出てる。だからアイツらは勘違いしてんだよ。その勘違いを、別府で証明してやるよ。なぁYOSHI-HASHI! カマしたれ、オイ!(※と、控室へ)」
YOSHI-HASHI「オウ。この前の大阪、全部越えるからな、オイ。その上でベルト獲ってやるからな!」
立ち場的にはYOSHI-HASHIが試合でもコメントでもガツガツ行くべきだと思うのですが、何か試合でもコメントでも石井が燃えたぎっていますね。
KENTAとBULLET CLUBに恥をかかされたリベンジに燃えている・・・という印象ではなく、何かいつもとは違う熱さを感じるのは私だけでしょうか?
タマ・トンガ、タンガ・ロア、そしてYOSHI-HASHIに対しても「お前ら、しゃきっとしないとトップに立つことなく終わってしまうぞ?」という熱い指導にも見えるというか・・・
それにしても「試合のクオリティが低い」という表現は石井っぽくないので違和感を感じるのですが、確かにファン目線で考えてもタマ・ロア組は素晴らしい運動神経を見せてはくれますが、観衆が震えるような試合などをしている印象はありません。
というか静まり返って試合が終わることも多いですし、ビッグマッチではこの試合になるとトイレ休憩をするファンも正直多いです。
石井の試合、石井のタイトルマッチでトイレに行く人なんてほぼほぼいないでしょうから、そういう差や「何が違うのか?」ということを王者組が学ぶ別府になるのかもしれませんね。
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