オカダ対SANADA 飯伏対KENTA モクスリー対ジュースなど対戦カードが続々決定

新日本プロレス9月シリーズですが、目玉となるカードが続々と決定しています。

まず9月15日の大分大会で棚橋弘至とザック・セイバー・ジュニアが早速ブリティッシュヘビー級選手権試合のリマッチを行います。

棚橋としてはこれで負けてしまえば2週間天下で終わることになりますので、昇りかけた太陽がいきなり沈んでしまうわけですから「迷子のエース」としてこの秋を生きていくことになってしまいます。

また同日には石井・YOSHI-HASHIとタマ・タンガがセミファイナルに組まれていますが、CHAOS組が勝利しようものならIWGPタッグへの挑戦も見えてきます。
特にYOSHI-HASHIに関しては大チャンスに繋がる試合になりそうですね。

そしてDOUKIが参戦するということと、鈴木みのるとライガーが顔合わせするということでようやく春の続きが再開しそうです。

タイチの名前がどこにも無いのは気になるところですが...

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IWGP権利書争奪戦 飯伏幸太とKENTAが早くも実現

9月16日の鹿児島大会ではIWGP権利書争奪戦として飯伏幸太がNEVER王者になりたてのKENTAを迎え撃ちます。
NEVER王者になったばかりのKENTAですが、やはり先日のNJPWロイヤルクエストでの試合とG1が散々だっただけに、勝ち負けよりも飯伏と相手にどこまでコンディションを合わせて良い試合ができるか?の方が重要なのかもしれません。

また飯伏幸太からすればあの過酷なG1を優勝して1ヶ月後に権利書を奪われてしまっていては洒落になりません。
初戦のリベンジも兼ねてここは防衛が必須になるのではないでしょうか。

セミファイナルではロイヤルクエストで衝撃の雪崩式ダブルスパニッシュフライを見せたオスプレイとロビーイーグルスがエルファンタズモと石森の持つIWGPジュニアタッグに挑戦します。

両国ではオスプレイとエルファンタズモのシングルも決まっているだけに前哨戦&タイトルマッチという重要な試合となりますが、オスプレイは勝利すればジュニア二冠王に、そしてエルファンタズモは防衛すれば二冠王へリーチとなることからも目が離せない試合になりそうです。

またこの日もライガーと鈴木みのるの激突がありますね。

後藤洋央紀と鷹木信悟のスペシャルシングルマッチが決定

9月22日の神戸大会も豪華なカードとなりました。
すでに決定していた内藤とジェイのIWGPICタイトルマッチの前、セミファイナルで後藤洋央紀と鷹木信悟のスペシャルシングルマッチが決定しました。

この9月にスペシャルシングルマッチというのは「G1クライマックススペシャル」と銘打たれていたころを思い出しますね。

若干この試合順が気になるのは・・・後藤と鷹木の勝者がメインの勝者に挑戦者として名乗り出ることもあるのか?という点です。

リベンジャーなところがある後藤洋央紀ですから、内藤の前に立つことは自然ですし「因縁のジェイ」の前に立つことも自然です。
また鷹木に関してはG1の結果から「石井の持つNEVERへ挑戦」という形になると思っていましたが、その石井がNEVERをKENTAに奪われてしまいました。

この状況だと、G1前にインターコンチネンタルへの興味を口にしている鷹木が内藤の前に立ってもジェイの前に立ってもおかしくありません。

その他にも飯伏・石井・YOSHI-HASHI・オスプレイ・ロビーイーグルスとKENTA・タマ・タンガ・石森・エルファンタズモの5対5も気になるところです。

大分の結果次第では石井とYOSHI-HASHI・タマとタンガのIWGPタッグ前哨戦になっているかもしれませんし、オスプレイとロビーイーグルス・石森とエルファンタズモのどちらがタッグ王者なのか?も気になります。

また場合によってはKENTAがNEVER王者兼IWGP挑戦権利書保持者となっている可能性もあります。

石森とエルファンタズモがタッグ防衛していたとしたらその時点でBULLET CLUB組は全員が王者となっているわけですし、その状態でメインでジェイ・ホワイトが勝利したらBULLET CLUBが新日本プロレスを制圧寸前という状況ですね。

両国国技館ではオカダカズチカとSANADAが決定 モクスリーも帰ってくる

10月の両国国技館ではオカダカズチカがSANADAを相手にIWGP戦を行います。
G1でようやくオカダを倒したSANADAですが戦歴ではボロ負け状態。
流れ的にSANADAが勝利する雰囲気もありますが(というか負けたらもうライバルでもなんでもなく見える)ノンタイトルで負けてタイトルマッチで勝つのがオカダカズチカと言われればそれまで・・・

何にしてもここでSANADAが勝利すればSANADAが東京ドームのメインで飯伏かKENTA(この時点では)を迎え撃つということになるわけです。

モクスリーとジュースのUS王座戦はノーDQマッチで行われることが決まりましたが、前にも書いていますがボク個人としてはジュースの荒々しいROHで見せるようなファイトが好きなのでこれはとても楽しみです。

新日本プロレスファンとしては「ジュースに奪還してほしい」と「モクスリーが勝てばまだ今後も参戦してくれるんだよね...」という2つの思いが頭の中でぐるぐる回るのではないかと思いますが、僕としてもモクスリーVS棚橋・鈴木みのるなど見たいカードが残っていますし、そろそろフィンレーが復帰して挑戦するとかも妄想しているんですけどね。

また、この日はIWGPジュニアヘビー級選手権試合としてオスプレイとエルファンタズモの試合もありますが・・・高橋ヒロムとデスペラードはこの日までに復帰できているのか?ということも気になります。

新日本プロレスジュニアを新日本プロレス生え抜きのこの二人が背負って行くには...オスプレイを筆頭とした今のジュニアの勢いの中では1日また1日と大きく遅れを取っていきますからねぇ。

Road to DESTRUCTIONのカードはまだヤングライオン杯しか発表されていませんが、連日激しい前哨戦が行われていくことでしょう。

これから東京ドームまでは「1つでもタイトルが動けば物語が大きく動く」時期です。
ベルトがコロコロ移動していくことは少ない時期ですが、どの試合も「絶対防衛するだろ」というカードがないだけに、今年は通常とは違う秋の新日本プロレスが待っているのかもしれません。


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