そもそも『当たらないほうが面白い』わけですから、プロレスは。

鈴木みのる選手がインタビューにて「プロレスの予想とかするんじゃねーよファン共、予想して俺の先に行ってる気になるな」という発言があり、それについては「ファンがやっている予想ってそんなつもりじゃないです」という思いがあり、以前それをブログに書きました。

やっぱりこれについてはブロガーにしてもyoutuberにしてもですし、SNSなどでも目にしましたが「予想をして当てて"これで俺はレスラーの前にいる"なんて思ってるファンはいませんよ」という声ばかりでした。

スポーツにしてもドラマにしても人間が先を予想することは自然な行為ですし、ことプロレスに関してはそういう妄想をファン同士でし合う時間も楽しみの1つです。

また、スポーツの予想なんて外れても当たっても何にもならないですし、当てて「筆者の予想通り( ー`дー´)キリッ」とか書いている人も本当に少数です(というか見たことないです笑)。

僕の本業である競馬・馬券であれば話は違いますし、ブックメーカーなどでサッカーなどを予想するならもちろん話は違いますが・・・プロレスの予想というのは本当にただの「プロレス」というジャンルの中の楽しみの1つでしかないでしょう。

そもそも『当たらないほうが面白い』わけですから、プロレスは。

さて、そんな鈴木みのる選手の公式インタビューがつい先日あったばかりなのに、新日本プロレス公式に掲載されたコンテンツが・・・

・ハチミツ二郎先生のプロレス大百科更新!今週は「オカダvs鈴木、勝者はどちらだと思いますか?」
・新日本プロレス公式LINEアカウントで『ヤングライオン杯』の“優勝予想”アンケートを実施中!

コラムでの予想とLINEでの結果予想アンケートというね・・・(笑)

これを見た時は流石に笑ってしまいましたが、まぁ僕は誰がなんと言おうと予想したりとかコメントから妄想したりとか、夢を見たりとかってのはプロレスラーがなんと言おうとプロレスファンから奪うものではないんじゃないかなと思います。

 

だってさぁ、今大きな怪我と戦っている帝王がさ。

「ホントにちょっとづつですが戻っているような気がします」
「いつの日か、鈴木みのるにビッグブーツをかませる日が来るのではないかと思い、リハビリに励んでおります」

なんて言ったら、本当にそんな日を妄想するじゃないですか。
この言葉のパワーを感じるじゃないですか。

そして高山善廣なら本当に実現してくれるんじゃないかと、その時が10年後か20年後かもわかりませんが、その日まで戦っている鈴木みのるのことも想像するじゃないですか。

鈴木みのるの膝蹴りを見たときに「1%ぐらいは高山善廣が背中を押しているのかな」とか、勝手に思いたいじゃないですか。

夢って点と点をつなげた先にあるものですし、鈴木みのるはそういう点を点を時に強引に、時に繊細に繋いできたプロレス界の王ですよ。

プロレスの世界に散らばる点は繋がらないものも沢山ありますが、それをファンが「これとこれが繋がると・・・」なんてファン同士で話すぐらいはいいじゃないっすか?って思うんですけどね。

プロレスラーは「プロレスラーの話なんて本気で聞くな」と言ったりもしますが、僕は「プロレスラー高山善廣」の「鈴木みのるにビッグブーツをかます」という言葉を真に受けて本気で信じますけどね。


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