遅すぎるKENTAへのブーイング、しかしこれをチャンスに導くことができれば。

昨日Aブロック代表となった飯伏幸太。
その飯伏を公式戦で倒しているKENTAがタッグマッチで激突。

飯伏からすれば優勝したとしても「KENTAに借りを返したい」と思うでしょうし、KENTAも「権利証を懸けた試合」を要求すると思います。

そう考えるとこの試合は明日の結果によっては「前哨戦」でもあったのかもしれませんが・・・この二人が意識し合っていることよりも、ついにKENTAにブーイングが出ていたことのほうが気になりました。

前にも書きましたが本来であればNOAHアレルギーがある新日本プロレスファンなので、KENTAには最初からブーイングが飛ぶ可能性もありました。
そして、そうであればKENTAも開き直ってヒール・外敵として戦うことができたと思うのですが、いかんせん柴田がKENTAを連れてきてしまったことによって「本隊なの?」という空気になり、G1序盤で飯伏や棚橋への態度やオカダとの握手など完全にヒールになるチャンスを逃していました。

それがG1残り2大会にして出てきたブーイング...

KENTAも本間を馬鹿にするような動きを見せるなど乗ってはいましたが、この時期になってようやく出てくるブーイングというのは単純に新日本プロレスファンの一部からのKENTAへのNOでしかないと思うのです。

ただ、これはKENTAのチャンスにもなると思います。
このブーイングを外敵としてのブーイングに誘導していけることができれば...

それが爆発するのが、もし飯伏幸太と権利証を懸けて戦う試合であればKENTAのポジションは確立できるはずです。

そうなればあの日のようなギラギラでバチバチで牙のあるKENTAに戻れるかもしれませんし、KENTAのファンはそれを待ち望んでいるはずです。


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