熱いのはG1だけじゃないぞと教えてくれるのがヤングライオンの戦い。
新日本プロレスの人気が上昇して新しいファンの人が増えたばかりの時はヤングライオンの試合に興味がない人も実際いましたが、気がつけば「これが新日本プロレスだよな」と思わせる価値を取り戻しているのですから、やはり今の新日本プロレスのヤングライオンは素晴らしいです。
やはり熱さが伝わってくるというのが一番の魅力だと思います。
スパーリングの延長線上のような試合の時期もありましたが、今は海野・成田・辻・上村がかつての第三世代がバチバチでやり合っていたころのような牙をむき出しにしての戦いをしていますからね。
90年代はUWFとの対抗戦で若い世代が大ブレイクしましたが(正直メインどころ食っている状況でした)そういうブースト効果が無くても十分にブレイクしていくことでしょう。
さて、対抗戦というところで言えばこのG1の序盤で話題となった「野毛対LA」となったヤングライオンの戦い。
それこそ今年のG1のシリーズの中で印象的な試合は?とアンケートを取ったら上位に入る可能性もある戦いでしたが、もっともっと試合を組んでも良かったのでは?と思いますね。
今日もLA道場の二人は素晴らしい動きでヘナーレを追い込んでいきましたが、もうヤングライオンの域を超えるまでに時間はかからないことでしょう。
そう考えるとこれからもっと試合をするチャンスがあってほしいですし、その先には「過去最高のヤングライオン杯」が待っているのではないかと思いますし、「夢勝ちます」のような大会も復活できるのではないでしょうか?
それぐらいの凄さが今のヤングライオンにはあると思いますし、ヤングライオンの間でしかできないことを実現していってほしいですね。
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