モクスリーが矢野通ワールドに迷い込んだことにより、ここから逆転の可能性が少し出てきた内藤哲也。
相手はこちらもまだチャンスがある上にモクスリーと直接対決があるジュースロビンソン。
ここでジュースが勝利すれば最終戦のモクスリー戦が日本武道館のメインとなり事実上の優勝決定戦に繋がっていく可能性もありましたが・・・運命は内藤哲也に見方しました。
開幕戦では矢野にTシャツを顔に被せられて敗北し、そこから絶不調の道を歩んでいた内藤の可能性を繋いだのも矢野というのはまさにデスティーノです。
これにてジュースも内藤も勝点6となりますので、どちらも可能性を残していることを考えれば直接対決で勝利した内藤がやや有利にも見えますが、モクスリーとの直接対決が残るジュースの方がまだ少し有利なのかもしれません。
内藤哲也が言っていた「暑さ」という敵は強敵そうだった
昨日の試合後に「福岡市民体育館は暑い、日本で一番暑いんじゃないか」というような発言があった内藤ですが、第1試合目から見ていてそれは事実なんだなぁと視覚で理解できました。
全員入場前から汗だくでしたし、試合が始まれば滝のように汗が吹き出ていましたからね・・・
プロレスラーは他の格闘技やスポーツと違って試合中の給水をあまりしませんから本当に過酷な戦いだなぁといつも思っているのですが、、、危険な技の有無とかよりも水分補給の有無の方が議論すべきなのかもしれないですね。
天山広吉が脱水症状になったことで本来ドローになるはずだった試合で負けてしまったという事件(ある意味ドラマか)もありましたが、日本の気温は年々上昇していますし試合を観戦しているだけでも水分補給をしないと危険なぐらい夏の会場は暑いです。
リング上はスポットライトが当たっていますし、その中で戦っているとなれば体感温度はとてつもないことになっているでしょう。
危険な技は受け身の技術やあの逞しい肉体で耐えることができても、単純に水分補給というのは根性とか技術でカバーできるものではありませんからね。
昔、内藤哲也と後藤洋央紀がシングルマッチを戦った時の試合後に目にしたのですが、破れた内藤に若手が体を冷やすためのアイスを持ってきたところその蓋をあけて飲んでいたということがありました。
僕はそれが正解というか、普通にミネラルウォーターのボトルを試合後にすぐ渡すぐらいが正しいと思いますし、試合中に給水してもいいと思うんですよね。
別に水を飲むことはカッコ悪いことではないですし(笑)
逆に試合中に脱水症状とか熱中症で倒れてタイトル移動とかあったらその方がダメージが大きいはずですし、特にリーグ戦の終盤でそんなことが起きてしまったら大変なことになる可能性もありますからね...
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