新日本プロレス公式の動画が上がったので改めて結果を見直していたのですが、やはりこの時点でSANADA・ザック・ファレの可能性が摘まれてたというのは衝撃的です。

一応SANADAに関してはオカダ全敗+SANADA全勝+棚橋&飯伏&オスプレイ&EVILが全員勝ち点8で終わればという可能性はあるのかもしれませんが、オカダが全敗しているなら飯伏とEVILが勝利している計算になるだけにほぼ絶望的。

ただAブロックに関してはオカダがアーチャー・SANADA・EVILに負けてもおかしくないですし、そうなれば飯伏が2勝していればオカダか飯伏が優勝決定戦へ、EVILはオカダを倒した上でもう1勝すれば可能性がというところでしょう。

もちろんKENTAにも可能性が出てきますね。

KENTAに関しては昨日の愛知県体育館で近くに座っていたファンの人の会話からも聞こえてきましたし、SNSなどでも言われていることですが「オカダとの握手はいらないよなぁ」と。


実際に会場でも『KENTA!!』と叫んでいる熱狂的なファンの人もいるのですが、それ以外の人が無関心になりつつあるのは悲しいです。

徹底してヒールになるとか、そうじゃないなら柴田とのキズナを見せるような戦いをするなどあればいいのですが・・・

とりあえずオカダ・棚橋・飯伏と上手くやっていこうという印象が強くなってしまったので、新日本プロレスファンとしてはリアクションに困ってしまうんですよね。

生意気で怖いKENTAを期待していたファンの人の方が多いと思うんですけどね。

あの日、YOSHI-HASHIがあるべき道を進んでいたとしたら

少し前の話になってしまいますが、YOSHI-HASHI転倒事件があったじゃないですか。
あの転倒と負傷については、1月28日の試合後のコメントで「オカダを裏切ろうとして入っていったんだけど、転倒して頭を打って気がついたらジェイに立ち向かっていた」と話したことがありました。

僕は「そうか、そういう回収ができるなんてYOSHI-HASHI選手は思っているより頭が切れるな」と思ったいたのですが、その後になぜかコメントが公式から全削除されたことで『裏切るというのが既定路線だった』という説に変わってしまいましたよね。

※削除しなければよかったと思うんですけどね...

ということはもし転倒していなければYOSHI-HASHIはBULLET CLUBのメンバーとしてG1でオカダと同ブロックに入っていたかもしれないですし、そうなるとまた話が違っていたのかもしれません。

まぁ、そういう情報がある状態であの日の神戸大会を見るとジェイがその後に一気に評価されてトップへ行った理由もわかる気がします。

もちろん仮の話ですし妄想ですので事実ではありませんが...

YOSHI-HASHIに襲撃されて一瞬慌てながらも椅子を投げつけ、そして場外に蹴り落としてセコンドやレフェリーにYOSHI-HASHIを指差して何かを指示。
そしてYOSHI-HASHIの元へ行き、状態を確認するかのように顔を覗き込んでからYOSHI-HASHIの血を顔に塗る。

この時のジェイの顔はあまり見たことがないぐらい引きつっていますし、緊張したような表情でした。

そしてリングで倒れながらも顔を少し動かして周りの状況を伺うオカダに対して、ジェイがしゃがみこんで自分の血の付いた顔をしっかり見せることで「何かが起きている」ことを伝えていたようにも思うのです。

これはプロレスには決め事あるとかそういう話ではなくて、その場で起こった想定外のことをジェイを中心とした各選手と周りのセコンドやスタッフやレフェリーが臨機応変に解決していったのであれば「だから新日本プロレスはトップ団体なんだ」ということなんですよ。

また、ジェイが言っていた「CHAOSのもう1人の裏切り者」というワードは今ではなかったことになっていますが、それはYOSHI-HASHIだったのでしょう。

でもアクシデントがあったからこそYOSHI-HASHIが目を覚まして今でもCHAOSの人気者として存在している。

この現実も面白いですし、見ることができなかった未来を想像すればまたそれも面白い。

これがプロレスの良いとことなんだよなぁって思うんですよ。


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