G1クライマックスAブロックは27日で5試合を消化。
現在の勝ち点は以下のようになっています。

※カッコ内は残りを全勝した場合の最大勝ち点。

オカダカズチカ10点(18点)
KENTA8点(16点)
EVIL6点(14点)
飯伏幸太6点(14点)
棚橋弘至6点(14点)
ランスアーチャー4点(12点)
ウィルオスプレイ4点(12点)
バッドラックファレ2点(10点)
SANADA2点(10点)
ザックセイバー2点(10点)

全勝でダントツの1位がオカダカズチカで10点を獲得。
そのオカダに負けたKENTAが8点で単独2位となっています。

仮にオカダが1敗した場合にKENTAが全勝しても直接対決で勝っているオカダが有利と判定されますので、2位のKENTAですらオカダが2敗してくれることを祈りながら全勝を狙うということになります。

6点組はEVIL・棚橋・飯伏の3人ですが、EVILはオカダ戦を残しつつKENTAにはすでに敗北しており、飯伏もオカダ戦を残しつつKENTAには敗北をしています。
なのでKENTAが抜け出てしまうと難しいですが、オカダが崩れた上で自身が勝利して行けば多少のチャンスはあります。

棚橋に関してはオカダとKENTAに負けているので、ここからオカダとKENTAが連敗してくれないと優勝決定戦へはいけないでしょう。

ランスはオカダとの直接対決を残していますが、それでもオカダが連敗してくれないと無理です。
オスプレイに関してはオカダに直接対決で負けているだけに、オスプレイが全勝して勝ち点12まで伸ばしたとしてもオカダが残り全敗してくれないと・・・

この状況から考えるとオカダカズチカが当然優勢で、3勝したら自力突破確定です。
KENTAはオカダが2敗してくれればチャンス、EVILと飯伏はオカダを含めて全勝しつつKENTAの負け待ちという僅かな希望があります。

棚橋弘至に関しては全勝した上でオカダがここから1勝3敗以下、KENTAが2勝2敗以下の成績じゃないと難しいということになります。

なので・・・現在勝ち点2の選手は絶望的です。

ザックとファレは脱落決定 SANADAも絶望的な状況

まずファレに関しては残り4勝しても勝ち点が10ですから、現時点のオカダに並ぶまで。
そのオカダに直接対決で負けているので脱落が決定したと言っていいのではないでしょうか。

ザックに関しても全く同じで勝ち点10が最大でオカダにいは直接対決で負けているのでこちらも脱落。

SANADAに関してはオカダとKENTAを含めて残り全勝で勝ち点10。
ここからオカダが全敗、KENTAが3敗した上で勝ち点10で並んだ上で更に直接対決で負けているEVILと飯伏と棚橋が勝ち点8で止まらないといけないです。

ただ、オカダの全敗の中にEVILと飯伏が含まれるわけですのでこの時点でEVILと飯伏は勝ち点が8となるわけですから、EVILと飯伏のそれ以外の試合の合計6試合を全敗してくれないといけないです。
更にはEVILと棚橋、飯伏と棚橋の直接対決が残されているわけですからこの3人が勝ち点8で止まる可能性は0に近いでしょう。

ということでSANADAも脱落となります。

この夏はSANADAがオカダを超えてG1を優勝してIWGPへという展開を予想しているファンの人も多いはずですが、5試合で終わってしまうというのは・・・

仮にSANADAがオカダに勝利して秋にIWGP挑戦して成功したとしても「G1で勝ち点10(最大で)でIWGP王者になって東京ドームのメインなの?」ってことにもなりますよね。

この辺りは飯伏幸太がSANADAを本隊へ誘っているという伏線などもあるので秋に大きな動きがあるのかもしれませんが、ここまでSANADAが急に落ちていくというのは・・・少々別の心配も出てきてしまいます。


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