オカダカズチカとKENTAの全勝対決in名古屋というまさに大一番の試合。
9割攻撃するKENTAとそれを受け続けるオカダカズチカという試合内容になりましたので「KENTA受けろよ!」という声もあると思います。
ただ、KENTAが抱えているモヤモヤや背負っているモノなどを全てを受け止めた上で勝つ!というのはオカダカズチカらしいですし、IWGP王者らしい姿だったのではないでしょうか。
全体的には熱い試合で手に汗握って観戦していたのですが、まだKENTAは試合勘が戻っていないのでしょうか?
最後の最後、何を思ったのかまだ倒れているオカダにバズソーキックを発動...当然倒れているので当たりません(苦笑)
倒れている相手の頭上をフルスイングで蹴って空振りなんて、30年近くプロレスを見ている僕でも見たことがありませんよ・・・
そして、パニックになってしまったのか一度ゆっくりとオカダカズチカの上に座るKENTA。
観客は静まり返り、実況も「これは・・・」と言葉を詰まらせる事態に。
そしてここからオカダが起きたところで再度バズソーキックをやり直して避けられるという、暫くプロレスファンに酒のつまみにされるような大失敗をしてしまいました。
コレには怒りがこみ上げたのでしょう。
オカダカズチカの最後のレインメーカーの打ち込みたるや樹齢1000年の樹でもへし折りそうな勢いでした(笑)
オカダカズチカとKENTAの握手・・・それでいいのか?
試合後に握手を求めた勝者のオカダカズチカ。
KENTAは・・・オカダの顔面を張った!蹴った!!
ではなく、がっちりと握手。
KENTAは何がしたいのか?どうしたいのか?さっぱりわかりません。
オカダ戦の前哨戦とこの試合の序盤はヒール感も出してオカダもファンに対しても煽っていましたが、握手は早すぎるでしょう。
シリーズ中は本隊を組み、オカダと握手をする・・・ってことはG1だけの参戦なのでしょうか?
これだとテーマが全く無くなるわけじゃないですか。
僕はKENTA選手は昔から好きでしたが、試合勘は仕方ないとしてもこんな牙の抜けたKENTAは見たくないですよ。
それに、柴田選手はこれで満足なのでしょうか?
KENTA選手の参戦で新日本プロレス所属選手の枠が1つ減っているわけですし、これでは新日本プロレスのファンからの支持を得ることは難しいのではないでしょうか。
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