鷹木信悟とモクスリーが10年の時を経て新日本プロレスのG1の公式戦で向かい合うなんてことは誰も想像していなかったことでしょう。
間がガッツリ途切れているとは言ってもこの二人には長い物語があるわけですが、その二人の戦いはセンチメンタルなものではなく・・・ゴングの前からお互いが相手を潰す覚悟ができているかのような向かい合い方をしていました。
が、しかし真正面から行きたい鷹木に対してモクスリーが徹底した足殺しを展開。
机へのニークラッシャーから椅子で足を挟んでおいて椅子で殴るというラフファイトを繰り広げるモクスリーに対して鷹木が徐々に追い込まれていきました。
鷹木信悟のヘビー級を凌駕するほどのパワーはスピードがあるからこそですので、機動力を削られることは大きな不利となります。
それでも強烈なパンピングボンバーやメイドインジャパンで対抗をしていくものの最後はテキサスクローバーホールドを完璧に決められてしまい、鷹木は新日本プロレスに来てから初のタップアウト負け。
これでモクスリーは4戦4勝の全勝で内藤戦へ。
鷹木は2勝2敗でジェイ戦へとなるわけですが、鷹木に関してはこの先の相手がジェイ・石井・内藤・後藤・ジェフコブですので流石に優勝争いまで行くのは厳しいかもしれません。
ところで、試合後のモクスリーは「シンゴ・タカギはジュニアヘビー級の枠を超えている。目障りな存在といってもいいぐらい。俺とあいつは、同じ方向を見ているようだ。」とコメントを残しています。
飯伏幸太がSANADAに対して「居場所はそっちじゃなくてこっちでしょ」と言い、モクスリーが鷹木に対して「同じ方向を見ているようだ」ですか。
吉本興業のようなお家騒動がロスインゴにも起こるなんてこともありえるのでしょうか?
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