IWGP王者オカダとIWGPjr王者オスプレイ 壮絶な兄弟喧嘩の結果は。

IWGP王者として3戦3勝の全勝でここまで来ていたオカダカズチカ。
IWGPジュニア王者のオスプレイは1勝2敗と苦しい結果でしたが、あまりそんなことは関係ありません。

オカダカズチカとオスプレイの関係性はCHAOSのヘビーとジュニアのエースコンビであり兄弟のような存在。
その二人がG1の舞台でIWGPを背負い勝負する最強の兄弟喧嘩がこの試合の醍醐味でした。

これまではオカダカズチカが全勝していますが、今年はイッテンヨンで飯伏幸太を倒した上にヘビー級を次々となぎ倒すまでに成長したオスプレイが相手なだけにオカダの表情は試合序盤から厳しいものがありました。

IWGP王者としてIWGPジュニア王者を全力で叩き潰すという決意のようなものを全身から漂わせていたオカダに対して、オスプレイはありとあらゆる技を駆使してオカダを何度も何度も追い込みました。

終盤、完璧にシューティングスタープレスを決めたオスプレイは掟破りとも言えるツームストンパイルドライバーを叩き込むと、畳み掛けるように蹴りを入れてからストームブレイカーを狙いました。

しかしそれでも超人オカダは変形のレインメーカー、ローリングレインメーカー、レインメーカーとオスプレイの強さに敬意を払うかのように出し惜しみすることなく右腕を振り抜き続けてオスプレイを撃破。

レインメーカーとストームブレイカー、雨と嵐と言ったところだったでしょうか。

雨は嵐の一部かと思っていましたが...どうやら雨は嵐の上で降っていたようです。

これでオカダカズチカは4戦4勝の勝ち点8となり、同ブロックのKENTAと首位タイの状態で次戦を迎えることになりました。

試合後のオスプレイは「3歩も4歩も前にいる」とオカダカズチカとの差を口にしましたが、見ている分には互角のように見えます。弟は兄に勝てないなんてことはありませんし、オスプレイがオカダカズチカを倒す日というのはそう遠くないのかもしれません。

ただ同じCHAOSにいては戦うチャンスはニュージャパンカップかG1しかありませんので、今の状況であれば何年もかかってしまうかもしれませんけどね。


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