「何と華やかなリングなんだ!!」
飯伏幸太とSANADAのシングルマッチはオカダと棚橋、そして内藤とはまた違った華やかさを放っていました。
それはルックスや肉体や素晴らしい技の攻防だけではなく、この二人が戦っている間ずっと出続けている色気というかオーラというか・・・
SANADAの掟破りのカミゴェや飯伏幸太の強烈な攻撃の数々など見所は数多くあったのですが、この素晴らしい戦いの中で「また」SANADAが徐々に真田聖也になっていったような気がしたことが印象に残りました。
今年のニュージャパンカップから、これまでのクールなSANADAが徐々に真田聖也に戻っているという印象は真田聖也時代を知っている人は誰しも感じたところだと思います。
それがオカダとの戦いで更にSANADAの仮面にヒビが入り、そしてこの飯伏との戦いで顔が全て出てしまったような状況になったように感じたのです。
最後はカミゴェで敗れて1勝3敗と大きく後退してしまったSANADAですが、結果なんて関係なく2019年のSANADAはニュージャパンカップとG1クライマックスの2つの厳しい戦いを経て本当のあるべき姿に戻っていくのではないかと思えるのですが・・・
試合後にリング上でSANADAに何かを語りかけていた飯伏でしたが、試合後にはこのようなコメントをしています。
「最高ですよSANADAさん。闘いたい、でもSANADAさんいいんですか?何度も言いたくないですけど今の場所でいいんですか?こっち側じゃないんですか?」
そして
『僕はいつでも真田聖也を待ってますよ』
と、真田聖也というワードが飛び出しました。
G1の直接対決は終わりましたが、ここから先もこの二人から目が離せません。
で・・・この展開は内藤哲也のジェラシー爆発を誘発するかもしれませんね(笑)
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