石井のブレードランナー対策は外道の得意技コンプリートショットだった

CHAOSの裏切り者ジェイ、というくだりも薄れてきていますが『忘れてねーぞコラ』的に気合い120%だったNEVER王者石井。
しかし石井の強さは誰しもが知っていますが、ジェイは前IWGP王者ですし実力についても疑いなしという上に外道という頭脳がリングサイドにいるという状況から石井不利という予想のほうが多かったのではないでしょうか。

またジェイからすれば後藤に続いて石井にも負けたら対CHAOSに2連敗となってしまいますし、優勝候補と言われている中で2戦消化で勝ち点0というのは非常によろしくない状況になってしまいます。

そんなこともあってか外道の介入がいつも以上に多い(笑)
そしてジェイも真っ向勝負すると思わせながら26歳のレスラーとは思えないノラリクラリとしたペースチェンジで石井を翻弄。
26歳にして現代プロレスのトップの動きをしながらもリックフレアーのようなテクニックを見せるという怪物の前に、パワーと根性で戦う石井は幾度となく劣勢に立たされます。

しかし・・・NEVER王者は強い、強かった。
そしてカッコ良すぎた。

外道もろともジェイを打ちのめした石井のコンプリートショット

石井のテクニックが光ったのは終盤も終盤、大終盤と言える時。
ジェイが強引に石井を持ち上げてからブレードランナーに入るという特殊な動きを見せた時でした。
「あ、これは負けた・・・」と思ったのですが、ブレードランナーをコンプリートショットで切り返して形勢逆転に成功すると、最後はこだわりの垂直落下式ブレーンバスターでジェイを撃破。

外道の目の前でジェイのブレードランナーをコンプリートショットで切り返すというのは、ジェイだけではなく外道にもダメージを与えることができますし(外道の得意技なので)セコンドを利用した掟破りのコンプリートショットなんてカッコ良すぎます。

Bはブロックの優勝候補とされる内藤とジェイの2強が2連敗スタートという状況を考えると・・・NEVER王者のG1制覇もありえるのか!?


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