ダラス大会のベストバウトとの呼び声高い試合を制したSANADAと初戦で敗北しているオスプレイと同時にKENTAに敗北した上に足首を痛めているように見える飯伏幸太とファレに完敗したEVILの絡みも注目です。
ここではオスプレイのスピードに対応できるであろうSANADA、そしてヘビー級のSANADAのパワーに遜色ないであろうオスプレイ。
どちらがどういう部分でイニシアチブを握るのかというヒントが見れる試合になるのではないでしょうか。
また飯伏をかなり意識しているEVILですが、この二人に関しては翌14日の直接対決が引き分けにならない限り「開幕2連敗」という状態になってしまいます。
Aブロックはさすがのオカダも全勝はないと思いますので、優勝決定戦へのボーダーラインがギリギリ7勝だと考えた場合にこの直接対決で負けた選手は2戦目にしてかなり厳しくなります。
飯伏幸太ならそこから全勝もありえますが、EVILがこの絶不調の中で2連敗から7連勝というのは厳しいでしょうから・・・EVILの方が負けられない戦いになるのでは?と思います。
EVIL推しの私としてはここで敗北した時点で心がダークネスワールドに堕ちますね・・・
オカダカズチカとザックに鈴木みのるがどう関わるのか?ということは先日書いたのですが、この試合の鈴木みのるの挙動でG1の裏テーマが生まれそうで楽しみです。
ただ、この日で一番気になるのは棚橋弘至とKENTAの絡みですね。
怖い棚橋弘至を久々に見ることができそうなKENTA戦
初戦でオカダカズチカに完敗したものの、薄っすらとした光も見えた棚橋弘至。
一方でその棚橋弘至が昔から気にかけており今では新日本プロレス所属となった飯伏を倒したKENTAとの試合が14日に組まれています。
その前哨戦となる13日のタッグマッチですが、新日本プロレスとWWEではなく遺伝子レベルでは新日本プロレスとNOAHという構図となるこの試合はかなり面白そうですね。
KENTAが新日本プロレスにこれから継続参戦をしていくのであれば棚橋弘至を倒すことは大きな実績となりますし、また柴田の友達として登場しているだけに新闘魂三銃士と言われていた棚橋と柴田のライバル関係の代理戦争とも見れます。
細かいことを言えばKENTAがヒデオイタミとして所属していたWWEでは中邑真輔が活躍しているわけですし、この関係性はとても面白いですね。
ただ、ここで新日本プロレスの意地が怖い形で出そうなのが棚橋。
蹴り主体のKENTA相手ですから、徹底的に膝を破壊しにかかる怖い棚橋、通称キラー棚橋が久々に発動する可能性が高いです。
そして棚橋としてはここで負けて2連敗してしまうと残り7勝してもKENTAがその後5勝すれば直接対決で上回れませんし、オカダカズチカが3敗してくれないとこちらも上回ることができなくなってしまいますからいきなり厳しい状況に追い込まれてしまいます。
何よりここでKENTAが本隊の飯伏と棚橋から連勝してしまうと、本隊と組む形になっていくKENTAがいきなり本隊の顔になってしまいますので棚橋としては意地を見せたいところでしょう。
前哨戦と直接対決、この二日間はキラー棚橋に大注目ですね。
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