EVILとバッドラックファレの崖っぷち対決。闇を飲み込むバッドラック。

第六試合はある意味で崖っぷちの2人の対決となります。
EVILは相棒のSANADAに大きく差をつけられてしまい、ロスインゴの中でも格下になってきたと言わざるを得ない上半期を過ごしてきました。

ただ、記者会見では「メイドインニュージャパン」という言葉を使い生え抜きの意地を見せるために落とせない初戦となりました。

一方のファレはその体格から強い選手という人気は当然あるのですがただそれだけというようなイメージが固定化されてきています。

すでに指導者の顔も持っているだけに一歩引く準備すら感じますし、今年のG1で結果が出なければトップ戦線で戦うポジションには届くことはないのではないでしょうか。

ダークネスの世界はバッドラックの炎に包まれた。バッドラックフォールで完敗したEVIL。

ロスインゴメンバーとのグータッチを拒否するまでに気合いを入れていたEVILでしたが、何かが空回りしているのか・・・
お互いに椅子を使うラフファイトを取り入れた試合となりましたが、最後はイス攻撃や金的で追い込まれたEVILがバッドラックフォールを食らい完敗という結果に終わりました。

EVILの不幸はレフェリーが不在となってしまった時間帯ではなく、1つ前の試合がランスアーチャーだったことかもしれません。
大型外人選手というところでファレはランスアーチャーを強く意識したでしょうし、あれだけの怪物ファイトを見せられてはファレの気合いが3割増し、いや10割増しにならないほうがおかしいですからね。


EVILとしてはいきなり敗北からスタートするG1になりましたが、このまま沈んでいくようであればロスインゴから離れるという選択肢も生まれてしまうかもしれません。
今年のG1は差をつけられているSANADAに勝てば良いというレベルの話しではなく、優勝戦線まで残れないのであれば本当にキャラだけの選手という扱いになってしまいます。

EVIL推しの僕からするとこの敗戦は非常に残念ですがここから全勝するぐらいの戦いを見せてほしいですし、生え抜きの意地を口にしたのであればそれをリングで見せてほしいものです。

SANADAが真田聖也との融合のような雰囲気になってきていますが、EVILも新日本プロレス生え抜きの渡辺を少し蘇らせるなどするべきなのではないかとも思いますね・・・

真壁選手の解説がちょっと面白かった

余談ですがこの試合は真壁選手の解説が面白かったです。
EVILが椅子を使っている時は「いいね~」的な感情が伝わってきましたが、ファレが同じことをすると「やりやがったなコノヤロー」となってましたし、ちょいちょいファレのことを「バッドラックはさぁ~」と呼ぶのでお茶吹きました(笑)

バッドラック・ファレの「バッドラック」は異名みたいな感じですので、一人称としてバッドラックと呼ばれるとシリアスな笑いになるので個人的にはツボってしまいます・・・

この先のG1で真壁選手が何度解説に座るかわかりませんが、バッドラック呼びを何回聞けるのかちょっと楽しみです。


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