第五試合からいよいよG1CLIMAX29の公式戦が開幕!
ニュージャパンカップからの再戦となるオスプレイとランスアーチャーの激突です。
オスプレイはIWGPジュニア王者として、またBOSJ優勝者としてジュニアのプライドを背負っての重要な第一試合がスタートすることになります。
そしてランスアーチャーに関してはキズナロードでの怪物っぷりからさらなる進化をした歴代最強のランスアーチャーと評価されているわけですが、テキサス出身でもあることからより気合いが入った状態での初戦となります。
リベンジに燃えるアメリカンサイコを再度オスプレイが料理することができたのか!?
ランスアーチャーのEBDクローは1試合でオスプレイを2度倒した
試合のゴングはオスプレイがランスアーチャーに見舞ったスパニッシュフライでした。
もうオスプレイの技というのは全てヘビー級にでも対応可能になっているわけですから、オスプレイの戦いをする上での階級の壁というのはそこまで感じませんが、それでもランスアーチャーまでのサイズ感になると要所要所で絶望的な差があるように見える瞬間が生まれます。
何せランスアーチャーは同じヘビー級相手でもその差を見せることができるのですから・・・
それでも逆に言えばスピードでの差はオスプレイがランスアーチャーに見せることができるわけですし、この試合でもスピードとテクニックと打撃を中心にして怪物狩りまで1歩1歩詰めて行く試合をしていました。
しかし、スッポ抜け気味だったことで逆にダメージが増加したように見える雪崩式のブラックアウトを見せるとこのG1をねじ伏せるために使うようになったEBDクロー(アイアンクロー)からのフォールで3カウント勝利でランスアーチャーが見事にリベンジを達成。
3カウント後もEBDクローを外さないランスアーチャーにオスプレイは何度もタップをしました。
ということは、仮にここで肩が浮いていてもタップアウト負けだったということですからオスプレイは二度死んだとも言えますし、ランスアーチャーは1度の勝利でリベンジと勝ち越しまで手に入れたようなそれぐらいのインパクトがありましたね。
この時代にアイアンクローというのは合わないかもしれませんが、ランスアーチャーが使うことで殺人技に見えるわけですから技というのは使う選手によって印象を変えるし時代なんて関係ないという証明にもなりますね。
このG1で何人の選手の悲鳴を右手に聴かせるのか。
EBDクローはその悲鳴を聴いてより強くなるのではないか・・・
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