鈴木みのるがG1に出場できないのはタイチの中では妥当なことなのだろうか

G1エントリー選手発表日に最後まで名前が呼ばれなかった鈴木みのる。
その怒りを試合やコメントでぶつけたキズナロードでしたが、その間にチャンスを掴むことなく現在に至ります。
負傷欠場の選手でも出ればチャンスがあるかもしれませんが、現状ではG1にエントリーされる可能性は1%未満でしょう。

G1のシリーズには参戦しますが、あくまでも同じ鈴木軍から出場するタイチ・ランス・ザックの公式戦が組まれていない時にパートナーとしてタッグマッチに出場するという形ですし、そうなれば前哨戦となる選手同士の戦いの中での脇役でしかありません。

そんな中、週プロでG1についてインタビューを受けているタイチですが「内藤はボロボロ、鷹木はBOSJ準優勝でなぜ出れる?ジェイは外道を潰せばOK、後藤は休んでて何で出れる?モクスリーは45歳ぐらいに見える、ジェフコブはまだまだ伸びる」など好き勝手言っているのですが「今年のG1は本当に厳選されたメンバーだと思う」とも発言しています。

考えてみるとキズナロードの間も「G1に出れねぇ奴が」という発言があったりもしていて、遠回し...じゃなくてほぼ直球で鈴木みのるに攻撃ならぬ口撃をしているように見えるのです。

「おい内藤、お前ボロボロなんだからボスと代われ」とか「休んでたんだから後藤を出さずにボスを出せ」とか言いそうなものなのに、そういう発言は一切なく「今年のG1は高い壁になっている、厳選されたメンバー」と言うのですから「鈴木みのるは選ばれなくて当然」と言っているようにしか聞こえません。

ライガーとの抗争もシングルマッチが組まれることなく断続的で悪く言えばブツ切り状態のままでG1以降になってしまいそうですし、このままだと「鈴木軍とは」という状態になってしまいます。

鈴木軍ファンからするとタイチ達3人がG1出場することは嬉しいのでしょうけど、ボスである鈴木みのるや鈴木軍全体としての心配を抱えたままの夏になりそうですね...


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