若干26歳の若者ですがすでにプロレス界のトップだと言える実力と試合内容をまざまざを見せつけているオスプレイは新日本プロレスというよりプロレス界全体の宝であり未来だと思います。
日本に移住するということも発表していますが、これで日本語が話せるようになれば鬼に金棒ならぬ鬼にドラゴンキラー状態でしょう(笑)
ジュニアとしてG1に参戦することになりますが、優勝しても何もサプライズではないというぐらいの存在であることが彼の凄さです。
年齢を考えればグリーンボーイであってもおかしくないわけですし、10年後にまだ今の飯伏幸太の年齢だと考えると末恐ろしい・・・
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G1とBOSJの同年度制覇が実現できるのはオスプレイだけ
今年のベストオブザスーパージュニアを制覇しているオスプレイですから、G1との同年度制覇のチャンスがあるのは当然オスプレイだけです。
また、それを達成した場合にはIWGPヘビー級のベルトも見えてくるわけですから、最短でここから半年程度で「完全に新日本プロレスの階級の壁を破壊する」という可能性を持っているわけですね。
もちろんオスプレイがオカダ・飯伏・ザック・SANADAなどを全員倒すということは難しいかと思いますが、7勝して勝ち点14ぐらいでの優勝決定戦進出であれば十分にありえる範囲内だと思います。
パワーでヘビー級に劣るとは言ってもスピードで増強される技の破壊力を加味すればヘビー級との差はあまり感じませんし、飯伏幸太にシングルで勝利している時点でどの相手にも勝てるチャンスはあるということにもなるのではないでしょうか。
華麗で危険な技の数々をサーカスと呼ぶことなんてできない
最近のプロレスはサーカスのようだと言う昔のレスラーや昔のプロレスファンは少なくありませんが、それはオスプレイの華麗な動きを見ているだけだからでしょう。
彼の技は1発1発が強烈ですし昭和のプロレスとは比べ物にならないぐらいのハイレベルなものであることは1試合見るだけでも理解できると思います。
飛び技に関しては高さや速さの次元が違いますし、打撃に関しても背後からの顔面への蹴りなどエグいものを持っています。
様々な場所から出せるオスカッター、芸術品とも言えるスパニッシュフライ、そしてヘビー級を倒せるストームブレイカーなどプロレスファンの妄想が具現化したようなレスラーであるオスプレイですが、このG1で更に進化することは間違いないでしょう。
最初に来日した時は「凄いけどなんか芋臭い」と感じたルックスも今では垢抜けてきて貫禄や風格も出てきましたし、オスプレイがいてくれれば今現在のちびっ子ファンからプロレスラーを目指すというケースも増えるはずです。
やはりジャンルの活性化にはそういう選手が必要ですし、そういう選手こそがスターと呼ばれるに相応しいと思います。
オスプレイはまさにプロレス界のスターですし、新日本プロレスのレベルを上げるための最重要選手の1人です。
オカダ・棚橋を倒して新日本プロレスの主人公となれるのか
同ブロックで同門対決となるオカダカズチカ戦は「今度こそ」というオスプレイが攻め続ける試合になると思います。
オスプレイとオカダカズチカは兄と弟のような印象ですが、そろそろ兄を超えてもおかしくないですし二人がライバルとなっていく上でここは重要な試合となるでしょう。
オカダカズチカとしてはヘビー級のオカダ、ジュニアのオスプレイという看板で行きたいような発言もありましたがオスプレイからすれば頂点を極めるにはオカダカズチカを避けては通れません。
また棚橋弘至に関しては下降線とは言っても新日本プロレスの象徴の一人であることは間違いありませんし、これからの世代は棚橋弘至を越えていく必要があります。
棚橋弘至は闘魂三銃士のように下の世代に道をゆずる前に逃げるようなことをするとは思いません。
なのでオスプレイは全力で棚橋弘至を叩き潰しにいかないといけないですね。
あとはジュニア軽視発言があったザックセイバージュニアを高橋ヒロムの無念を背負って倒すことができるかどうかも今年のG1では見所の1つだと思います。
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