ランスアーチャー&バッドラックファレのデカさこそプロレスのロマン
G1CLIMAX29で同ブロックとなったランスアーチャーとバッドラックファレ。
ランスアーチャーは203センチ120キロ、バッドラックファレは193センチ156キロということで、近年のプロレスから減りつつある「デカイ外人選手の迫力」を見せてくれる数少ないレスラーの戦いもこの夏の醍醐味となりそうです。

ホーガン、ハンセン、ビッグバンベイダー、バンバンビガロ、スコットノートンなど圧倒的なパワーを持つ外人選手は見るだけで単純に凄いという存在でしたが、今年のランスアーチャーはそれに匹敵するぐらいの絶好調な状態でG1を迎えそうです。

キズナロードでのCHAOSと鈴木軍のイリミネーションマッチでは「YOSHI-HASHIとザックの前哨戦」「鈴木みのるの行動」など気になることがあったはずなのに、終わってみればランスアーチャーの怪物っぷりが一番印象に残りましたからね。

僕は元々ランスアーチャーは好きな選手で、アメリカのアンダーグラウンドのメタルバンドのような風貌も好きですし、よく見ると美形でカッコいいですしね(笑)
過去のG1ではAJスタイルズとの名勝負もありましたし、今年のオスプレイとの試合は本人も認める人生最大のベストバウトでしたが「シングルプレイヤーとしてもランスアーチャーは凄い」ということを見せてからのG1参戦ですから非常に楽しみです。

42歳ですがまだ怪物的進化をしていますし、今年はもしかすると勝ち越すぐらいの成績を出せるのではないでしょうか。

一方のバッドラックファレは初期BULLET CLUBの一員ですが、次から次にボスが変わる中で常に用心棒のような役割となってしまいますので最前線に出てこれていません。
あのサイズと体重なので膝への負担も大きくスタミナ的な問題もありますが、何だかんだでオカダカズチカには強いという特性を持っていますので、久々にオカダカズチカをノンタイトル戦で倒してからのタイトル戦で負けるというパターンがあるのかも(笑)

ただファレは自分の道場での育成に力を入れているところがありますし、プレイヤーとしてはそこまで上を目指していないような印象を受けることも事実ですしこのG1でも優勝候補かと言われれば厳しいところがありますが。

この二人の試合は大田区体育館で開催されますが、会場が壊れてしまわないか心配ですね。


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