G1CLIMAX29 オカダカズチカは春夏制覇&IWGP王者というグランドスラムを達成できるのか
今年も世界で一番暑い夏、G1CLIMAXが目前に迫りました。
素晴らしい選手が20名参加する大会となりますが、このタイミングで新日本プロレスを見始める人もいると思いますので、出場選手の紹介なんてのをしていこうかと思います。
このブログをきっかけに1人でも新日本プロレスを見る人が増えればこの上ない喜びですからね。

まずは押しも押されもせぬ新日本プロレスの頂点オカダカズチカ選手の紹介です。

金の雨を降らせる「レインメーカー」として新日本プロレス最強の証であるIWGP王者を手にしてG1CLIMAXに参戦します。

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春夏グランプリのチャンスがあるのはオカダカズチカだけ

オカダカズチカは今年のニュージャパンカップを優勝しており、そこからマディソンスクエアガーデンのメインイベントでIWGPを手にしました。
春のG1とも呼ばれるニュージャパンカップを優勝しているわけですからG1を優勝することで春夏のグランプリ制覇という大きな実績が手に入りますし、もちろん今年そのチャンスがあるのはオカダカズチカ唯一人です。

またIWGP王者であることを含めれば三冠王と呼ぶこともできますし、確固たる地位を更に堅めることができる可能性もあります。

G1CLIMAXの優勝者には東京ドームのメインでIWGP王者に挑戦する権利証が与えられますが、オカダカズチカが王者として優勝することでどんな展開が生まれるのか?という楽しみもあります。

平成終盤に新日本プロレスを盛り返した原動力でもあるオカダカズチカですが、令和を代表するレスラーとなるべき選手ですのでこの令和初のG1は是が非でも優勝したいところでしょう。

全てを読み切られていても勝てるオカダカズチカに変化は必要ないのか

オカダカズチカと言えば、初見の人が「CGなの?」と思うぐらいの高さまで飛び上がるドロップキックや一撃必殺のレインメーカーが代表的な技です。
帰国当初は多彩なジャベ(複合関節技)も魅力でしたが最近はあまり使うことなく、基本的には類まれな身体能力からなすスケールの大きな技と無尽蔵のスタミナで耐え続けてからレインメーカーで勝負を決めるというスタイルです。

攻撃パターンとしては数年前よりシンプルになりつつ変化はあまりないので、レインメーカーが1試合で何回も避けられることも増えてきていますがそれでも勝利してしまうということからオカダカズチカに変化はいらないのではないかとも思います。

プロレスの王者というのはファンが見たいものを見せて、耐えて、そして最後は必殺技でしっかり倒すというのが1つの王道となりますがそれを20代のときからしているというのがオカダカズチカの凄いところでもあります。

また、逆に言えばオカダカズチカはまだ変化という伸びしろを残しているわけです。
ドラゴンボールで言えばフリーザのような感じですね(笑)

ライバルと認めたSANADA、王者対決となるオスプレイとの戦いに注目

注目のカードは一度も負けていない相手ですがオカダカズチカが同世代のライバルとして認めているSANADA戦。
さすがにSANADAはもう負けるわけにはいかないですが、オカダカズチカもそう簡単に超えられるわけにもいきません。
この夏から立ち場の逆転という流れを作らないためにも、ここでもう1度叩き潰せるかどうかが重要となります。

現時点でIWGPjr王者のオスプレイとの戦いも大注目です。
同じCHAOSのメンバーでもありますし、春のNJCを制覇したオカダカズチカに対してオスプレイはベストオブスーパージュニアを制覇しているわけですからまさにヘビーとジュニアのトップ同士の戦いとなります。

プロレスの世界ではジュニアがヘビーに勝つことが少ないですが、オスプレイの成長度を考えるとオカダカズチカ危うしという試合になりそうです。
橋本真也とライガーの試合とはまた違った王者対決になると思いますが、ここでヘビーの壁を見せることがオカダカズチカにできるのかどうか?で今後の新日本プロレスのパワーバランスが変わってくるかもしれません。


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