G1CLIMAX 大阪2連戦 内藤哲也と鷹木信悟のシングルマッチ&オカダカズチカとSANADAが再び

2019年8月3日と4日、佳境に入ってくる2019年のG1CLIMAXですが初日の注目カードはオスプレイとEVIL、棚橋弘至と飯伏幸太、SANADAとオカダカズチカです。

オスプレイとEVILはこの時点での勝ち点の想像が難しい2人ではあるのですが、オスプレイは鷹木信悟にベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで勝利しているわけですから、ここでEVILが勝つことで「鷹木より俺が上だ」というロスインゴ内での序列を正すことにも繋がります。
またオスプレイからするとEVILに普通に勝ててしまうようであれば、やはり階級の壁は彼にはないという証明にもなるのではないでしょうか。

棚橋弘至と飯伏幸太に関しては・・・飯伏は負けたらダメでしょう。
いくら神と呼ぶ棚橋が相手でもすでに「カミゴェ」をしていると誰もが思っているわけですし、ここで負けていたらまた振り出しに戻ってしまいます。
ただ棚橋弘至は超えたと思わせておいてもう1回ねじ伏せるのが得意な選手ですから(※代表的被害者:内藤)「カミゴェサセナイ」を発動するかもしれません(笑)

流石にもうオカダカズチカに負けることはできないSANADAの初勝利が見れるのか

オカダカズチカにライバルと認められているものの、右手だけでは数えられないほど連敗しているSANADA。
ニュージャパンカップではIWGPへの道がかかっていましたし、その後はIWGPがかかったタイトル戦という重要な局面でオカダの前に屈したSANADAですが、ノンタイトル戦のG1であれば・・・一番勝ちやすいパターンではあります。

というかそろそろ1勝ぐらいしないとライバルでも何でもないですし、これ以上負けたら追いつきようがなくなりますからねぇ。

個人的にはSANADAの初勝利が見てみたいですが、問題なのはここで勝利してしまうと秋冬にオカダカズチカとSANADAのIWGP戦が組まれるわけで・・・内藤と飯伏のように『1年に何回同じカードやるのさ!』ってことになるのは如何なものかと。

今後3年はドキドキできるカードを1年で使い切って賞味期限切れにするのは新日本プロレスの昔からのカード編成のやり方ですが、オカダカズチカとSANADAに関しては大切に育てて行ってほしいんですよ。
ここからまだ10年やれるカードですからね。

・・・あ、SANADAが優勝すればドームまで持ち越しになるのか。

ロスインゴ対決!内藤哲也と鷹木信悟は結果次第でインターコンチネンタル戦まで繋がる

大阪大会の二日目はモクスリーとジェイホワイトという名勝負の予感がする試合もあるのですが・・・話題は内藤哲也と鷹木信悟が独占するのではないでしょうか。

アニマル浜口ジムから続いている内藤と鷹木の物語は交わることなく昨年まで進んできました。
しかしロスインゴの新パレハとして鷹木が登場すると、一瞬の間に新日本プロレスファンの心を掴み、内藤がジェラシーを感じるほどまでになりました。

そして早くもG1で初対決。ロスインゴ対決でもあり、ずっと昔からのライバル同士の激突です。

個人闘争という部分で言えば内藤哲也が鷹木信悟に新日本プロレスの意地を見せるでしょうし、鷹木信悟も内藤を倒すことで「新日本プロレスを面白くする」という宣言通りのウネリを作るために120%の力で勝負するでしょう。

鷹木信悟が勝利すればロスインゴ内での序列に影響を与えつつ、更にはインターコンチネンタルへの挑戦ということもありえます。
というか鷹木から言わなくても内藤が逆指名することでしょう。

この日を境にロスインゴは次のステップに進んでいくかもしれません。


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