真夏の愛知県体育館は内藤哲也とモクスリー&鷹木信悟とジェイホワイトが実現

2019年7月27日・28日、愛知県体育館でのG1CLIMAX公式戦は初日にオカダカズチカ・KENTA、棚橋弘至・SANADA、飯伏幸太・ランスアーチャー、オスプレイ・ファレ、EVIL・ザックが組まれており、2日目はジュース・石井、後藤・矢野、ジェフコブ・タイチ、内藤・モクスリー、鷹木・ジェイというカードになっています。

いつも愛知だけカードが悪いのですが、今回はカードが悪くなりようがないメンバーなので中々の好カードが揃ったのではないでしょうか。

初日はオカダとKENTAが組まれていますが、KENTAが新日本プロレスのIWGP王者と戦うというのは何よりも試される試合となるでしょう。
地元愛知で負けられないオカダですが、仮にKENTAが勝利すればG1の結果に関わらず秋から冬にかけてIWGP挑戦を名乗り出ることができますし、NOAHという繋がりでいえば丸藤選手と同じ様なケースを狙えるかもしれません。
特にオカダは打撃中心の攻撃に弱いところがあるのでKENTAにもチャンスがあるのではないでしょうか。

SANADAは棚橋弘至を倒して時期エースの座に近づくか?EVILは苦手なザックを攻略できるのか。

以前SANADAは「棚橋弘至の次は俺じゃないの?」というような発言をしていますが、今の真田聖也っぽいSANADAは時期エースになってもおかしくないとも思います。
ニュージャパンカップでスマホのライトで会場をファンが照らした締めもマイクも、あの華やかさは確かにエースっぽいニオイもするんですよね(笑)

見た目もカッコいい、肉体美も素晴らしい、武藤敬司の系譜、と考えても適役なのかもしれませんし、何より内藤哲也が棚橋弘至になりたくてなれなかったという事実もある中でSANADAがその椅子に座るというのは面白いです。

数年前、いや1年前なら棚橋弘至に挑むSANADAという感じになりますが今の状況ではSANADAに挑む棚橋弘至というのが正しいでしょう。
そしてSANADAは棚橋弘至以上にエースの戦い方をすることで、この日を境に何かが変わる可能性もあると思います。

極端に言えばこの試合を経て数年後に真田聖也に戻っていてもなんらおかしくないと思うんですよ...

さて、EVILは苦手なザックとの戦いとなります。
何度も負けて何度も落ち込まさせられた相手ですが、EVILは同じ相手に何度も負けるタイプなのでこの日も不安ですねぇ。
昨年のワールドタッグリーグでは愛知県体育館でSANADAとEVILがザックとタイチに負けていますので、ある意味では因縁の地でリベンジができる舞台が整ったとも言えるのですが。

7月末、この時期の名古屋は死ぬほど熱いです。
ザックの寝技でスタミナを奪われ続けるとEVILがまたしても沈む可能性がありますね。

内藤哲也とモクスリーは世界中が大注目!鷹木は前IWGP王者ジェイとの試金石となる試合。

愛知県体育館2日目は内藤哲也とモクスリーという世界が注目するであろう試合が組まれています。
WWEの誘いを断った内藤と元WWEのスーパースターの戦いという構図も面白いですし、クリスジェリコと戦い因縁がある内藤哲也とクリスジェリコとの因縁真っ最中のモクスリーとの戦いというのも面白い。

また内藤哲也はインターコンチネンタル王者でありモクスリーはUS王者を手にしているわけですから、王者同士の戦いということになりますよね。

モクスリーが勝てばインターコンチネンタルに名乗り出るかもしれませんし、逆に内藤哲也が勝てばUSに名乗り出ることで2冠王を狙えます。
もちろん内藤哲也が狙うのはIWGPとの二冠ですが、それなら三冠を狙えばいいだけのことですからね(笑)

そしてこの日は同じロスインゴの鷹木信悟が前IWGP王者のジェイとの試合もあります。
鷹木からすれば前王者との戦いは相当な気合が入るでしょうし、仮にジェイに勝利することができればIWGPに名乗り出ても誰も文句は言わないでしょう。

ロスインゴにとって重要な2日間となりそうです。


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