あの日の内藤哲也のように後藤洋央紀は生まれ変わっているのか?内藤と後藤の激突は中盤の山場となる。

2019年7月19日、後楽園ホールでのG1CLIMAXはジュース・ジェフコブ、石井・モクスリー、矢野・ジェイ、後藤・内藤、鷹木・タイチという試合が組まれました。

見どころが多いですよね...ジュースとジェフコブへの注目度は低いですが、矢野とジェイというのはCHAOS対CHAOS裏切り者対決でもありますし、仮にここまでに石井がジェイに負けていたら矢野はその分も背負って戦うことになると思います。
ジェイものらりくらりとした試合をしますがそのジャンルなら矢野が一枚上ですし、面白い試合にはなりそうですよね。

「新日本プロレスではプロレスラーとして戦う」という言葉があるモクスリーですが、それならまさにプロレスラーの鏡のような選手である石井との戦いで真価が問われるのではないでしょうか。
もちろんモクスリーは世界的に知られた素晴らしい選手ですが、石井との真っ向勝負ができるのかどうかで新日本プロレスファンからの見る目が変わってきますからね。

そんな真っ向勝負が実は大好きなタイチと鷹木信悟のシングルマッチもかなり注目です。
仮にタイチが内藤を北海道で倒しているシチュエーションであれば鷹木は絶対に勝ちたいと思うでしょうし、またタイチからすれば「ジュニアからヘビーへの転向は甘くないぞ」と教えることができる第一人者でしょうから簡単に負けるわけにはいきません。

かなりここは熱い試合になりそうですよね。

昔から名勝負の多い後藤洋央紀と内藤哲也の試合に期待大

内藤と後藤の試合は昔から好きでして、節目節目で戦っている二人ですが2011年の仙台大会の試合は今でも年数回は見るぐらい好きなんですよ。
あとから考えれば震災直前の東北での大一番だったわけですが、新日本プロレスの未来がこの試合に詰まっていましたからね。
まさに荒武者という言葉が相応しい後藤洋央紀と、まだ生意気小僧だった内藤哲也の名勝負は10年後に見ても素晴らしい試合だと思えるぐらい印象に残っています。

ニュージャパンカップで後藤洋央紀が内藤に敗れたことで、後藤洋央紀は未来の可能性を探るためにCHAOSに入り・・・そして未来が真っ暗になっていたのですが(苦笑)この日、この時点での後藤洋央紀がどれぐらい修業を経て生まれ変わっているかによっては、それこそ一人ロスインゴの内藤がG1で輝いた時に重なるようなことになっているかもしれません。

内藤哲也からすれば後藤洋央紀を舐めて馬鹿にして怒らせてという試合をするかと思いますが、ここで内藤哲也の首を取れば後藤洋央紀時代が見えてくるかも・・・


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